今回は、初めて吉本の芸人さんたちの漫才とコントを観に行ってみた。という話。
私、半世紀以上も生きているので、音楽ライブ、演劇、ミュージカルなどは数えきれないほど観に行きましたが、お金を出してお笑いライブを観に行った経験はゼロ。
ラジオ局に勤めていた時、番組の公開収録で今のような人気者になる前のバナナマンのコントは観たことはありました。
「この人たち何者?」と思いながら、お腹がよじれるほど大笑い。
バナナマンって面白い!
お笑いライブって面白い!
……と、お笑いライブも音楽や演劇と同じく「生」で観るのは格別だってことを知ったのでした。
会社を辞めたらいろいろなことに初トライしてみようと思っていた中、そんなことを思い出したので、吉本の劇場に初めて行ってみることにしたのでした。
どんなエンターテインメントも生で観るのが一番!
Contents
なぜ吉本のお笑いライブを選んだのか。
お笑いライブに行きたいと思い立った時に、大好きなバナナマンやサンドウィッチマンの単独ライブについて調べてみたのですが、人気があり過ぎてそう簡単にはチケットが入手できないことが判明。
ジャニーズタレント並みの即完状態じゃん……。
こりゃあきらめるしかないかなと思っていたところ、フト、ルミネに吉本の劇場があったはず!と思い出し、劇場ならば毎日公演をしているからチケットも入手し易いだろうと、昨年末からホームページで出演者情報などをチェックしていたのでした。
なめちゃいかん!うかうかしているとチケット完売!
さて、誰が出演している日に行こうか。
……と、まずは悩んだわけです。
なぜかここ最近のマイブームになっている千鳥さんたちか、「あさイチ」ですっかりファンになった博多華丸大吉さんたちが出演している日をまずはチョイス。
残念ながら両方が出演している日はないので、ほかの出演者たちを見比べてベストな日を決定。
しかーし。
行きたかったお昼の部は既に完売。
平日にもかかわらず大人気。
14時からの公演はかろうじて「△」印だったのですぐにネットでチケットを買いました。
豪華なメンバーが揃っている日だったからなのか、いつも完売するのかは不明ですが。

ルミネtheよしもとへGO!
劇場はJR新宿駅の真上、ルミネ2の7階にあります。
エレベータでも行けますが、私はエスカレーターで6階まで上がり、7階までは階段を使いました。
その途中にこんな看板も。


ベタベタですやん。
座席数は458。
一番後ろの席でも表情がはっきり見えるくらいのこじんまりした劇場です。
真ん中の席で前の人の座高が高いとステージ中央が見えにくくなってしまうので、少し横にずれた席くらいがベストかも知れません。
客層は?
平日の真昼間の公演なんて、いったい誰が来るんだろう?
……と、自分のことは棚に上げて疑問に思っていたのですが、やはり年齢層は高めな感じ。
団体客も多く、東京観光ツアーの行先に組み込まれているようでした。
不思議だったのは背広を着たおじさまの軍団がいたこと。
何かの研修??
前説で誰が一番遠くから来たかという話になったのですが、奈良!熊本!沖縄!とだんだんと遠くなり、さすがに沖縄で勝負はついただろうと思ったら、シンガポール!という人まで登場。
あちこちから老若男女、初めての人、リピーターの人など様々な人たちが集まっているようでした。
ちなみにこの前説をした2人組コンビもとても面白かったのですが、どうしても名前が思い出せない……。
なんて名前だったけかー。
観た感想は?
以下は登場順。
かまいたち
あんまり期待していなかったのですが、すごく面白くて大爆笑。
どこまで台本通りなのかアドリブなのか、濱家さん(背の高い方)がずっと笑っている姿が可笑しくてさらに爆笑。
会場を温めるというトップバッターの役目をしっかり果たしていました。
尼神インター
実は結構ファンなので期待していたのですが、ちょっと不調な感じでした。
面白かったですけどね。
体調でも悪かったのかな?
ジャングルポケット
サッカーネタのコント。
すごくよくできたネタで最初から最後まで大笑い!
吉田たち
双子の兄弟漫才。
大阪を中心に活動しているとのことで、唯一知らない芸人さんでしたが王道漫才という感じで面白かった!
特に「甥っ子」ネタには会場中が大爆笑!
下ネタなので説明は控えさせていただきますよ。
シソンヌ
お楽しみ抽選会をネタにしたコント。
爆笑というより「くくくっ」と笑いたくなるようなシュールなネタでした。
ハリセンボン
この2人も大好き!面白かった!
年齢からしたらまだ若手といってもいいのに、さすが人気になってから長いだけあってベテランの雰囲気さえある感じ。
銀シャリ
上手い漫才ってこういう漫才のことを言うんだ、と教えてもらった感じ。
とにかくテンポが抜群だし、ネタも面白い!
さすがM-1優勝者。
テレビで見ている時はさほど興味がなかったけれど、すっかりファンになってしまいました。
千鳥
今日一番楽しみにしていた千鳥!!
この2人もやっぱり上手い!すごい!
特に大吾さんがなんだか楽しそうで、見ているだけで笑顔になってしまいました。
麒麟
トリにふさわしい貫禄の王道漫才。
なにせ川島さんの声がよくてめっちゃ通るので、普通のことをしゃべっていても面白い。
まとめ。
鬱々とした気分の時、一番の特効薬になるのは「声を出して笑うこと」。
悩んでいることがあっても、笑っているととても気持ちが楽になるし、ストレス発散できます。
そんな意味でも、お笑いライブに通うというのも、なかなかよい趣味になるんじゃないかと思います。
値段も3,000円と、映画よりは高いけれどもコンサートや演劇を観に行くよりはぐっとお安いので行き易いかと。
なにより毎日やっているので、気が向いた時、時間が空いた時にふらっと行くことができるというのも嬉しいポイント。
今度は是非、華丸大吉さんの漫才を観たいなー。