私は28歳で名古屋から上京してから30年弱の間、ずっとひとり暮らし。
ひとり暮らしで困ることダントツ1位の病気になった時のことについて、以前に書いたことがあります。


さらに、虫たちと格闘してきた身の毛もよだつ体験についても書きました。

今回は、30年弱のひとり暮らし生活の中で忘れられないトラブル、
トイレが詰まった、さぁ大変!!
……という悲惨な事件について書いてみようと思います。
ほんとーーにくだらないけれど、ほんとーーに切実に困ったという話です。
トイレが普通に使えて普通に流れることへの感謝を忘れない!
トイレが詰まった!
その事件が起こったのは今から27,8年前のこと。
ひとり暮らしを始めてまだ1~2年しか経っていない頃、世田谷区にある激狭な4畳半ワンルームに住んでいた時のこと。
トイレを使っていつものように水栓レバーを回したところ、紙が詰まったらしく流れない。
嘘でしょ??
と思いつつ、再度レバーを回しても流れない。
流れないどころかだんだん水かさが増してくる……。
ひぃぃぃぃーーー!!
このままじゃあふれるーーー!!
トイレが流れないとちょっとした恐怖さえ覚えるということを、この時初めて知りました。
自分で対処することを決意。
当時はインターネットなんて普及していなかったので、修理屋さんを検索して探すこともできないし、当時の私はまだ20代のうら若き乙女。
詰まったトイレを他人に見てもらうなんてこと、恥ずかしくてできません。
幸い事件が起きたのが昼間だったため、慌てて近所のお店でトイレ掃除用のすっぽんを買ってきました。
これのこと↓
トイレが流れる音に感動。
このすっぽんをトイレに突っ込んでひたすら格闘。
しかし、いっこうに詰まりが解消する気配がありません。
ただただひたすら、
すっぽん!すっぽん!
を繰り返すこと30分。
休憩をはさんで、またひたすら
すっぽん!すっぽん!
それでも流れず、もうダメかも……と心が折れそうになりながらも、
すっぽん!すっぽん!
するとしばらくして突然、
ズボボボボボボーーーーーー!!
という音とともに、溜まっていた水が一気に流れ、詰まりが解消したのです!!!
アノ時の音は今でも忘れられません。
正義の味方が登場する時のファンファーレのような音でした。(嘘です)
ほんとーーーに涙が出るほど嬉しかった……。
まとめ。
この事件は今でこそ笑い話ですが、その時は笑うに笑えない話でした。
トイレが普通に使えて普通に流れることって、本当に幸せなことなのだとその時に実感。
地震や台風などの災害で停電したり水道が使えなくなったりしたら、もっともっと大変なんだろうなぁ……。
今回の大型台風で被災された皆さんの生活が、1日でもはやく元通りになりますように。