>>こんな趣味どぉ?

趣味を見つけられない人でも趣味を楽しめる?

ちょっと前のことですが、映画「日日是好日」を観てきました。

ひょんなことから茶道を始めた黒木華さん演じる主人公の半生を描いた物語。

お稽古を始めたばかりの迷いがありながらも可愛らしいお点前、そして、歳を重ねた後の凛とした佇まいでのお点前を演じ分けられる黒木さんって、本当にすごい女優さん!

もちろん、お師匠さん役の樹木希林さんも、この映画の前に茶道経験が無かったなんて信じられないくらい堂に入ったお点前で、見惚れてしまいました。

…などと偉そうに書いている私、実は20代の頃に5年間茶道を習っていたことがあり、且つ、2年ほど前から茶道のレッスンに通っているのです。

でも、茶道が自分の一生の趣味だと、胸を張っては言い切れないんですよね…。

「趣味を持てないシニア」が趣味を楽しむ方法とは?

趣味に熱中できる人って実にうらやましい。

…ってかねがね思っていました。

私の周りにも、ダンスを習いながらしょっちゅう慰問ボランティアに行っている友人や、英語学習、ランニング、テニスなどを一生の趣味にしている人たちもいます。

そういうものを見つけられた人は、定年退職した後も暇をもてあますことも無いし、友だちも増えるし、充実したシニア生活を送れますよね。本当にうらやましいと思います。

でも自分は…。

そこまで熱中できるものがないし、たまに熱中しても飽きっぽい性格なので、数年しか続かない…。

とは言え、何かやりたい。やってみたい。好奇心だけはある。

実はそんな私みたいな人、結構たくさんいるんじゃないですか?

みんながみんな、熱中できるものを見つけられてなんかいませんよね?

そんな方々に推奨したいのは、

趣味とは熱中するものではなく、ライトに楽しむもの。

…という、「マツコの知らない世界」に出てくるような人たちとは真逆の考え方。

今どき、様々なことをちょこっとだけ体験できる場があちこちにあります。

例えば、やってみたいけど3か月分の月謝を払うのはちょっともったいない。

道具を買い込んでしまったけど、結局つづかなかった。

なんてことには、体験するだけだったらなりません。少額の料金だけ払えば道具も借りれたり、完全に無料の場合も多いので、こりゃダメだと思ったら続けなければいいのですから。

なんなら、そうした体験をしまくることを趣味にしてもOK!

というわけで、昔経験はあるとはいえ、続けられる自信も無かったので、とりあえず茶道の体験レッスンがあるところ、そしてライトにレッスンが楽しめるところをネットで探してみたのです。

いろいろググってみたところ、家から通いやすくて、体験レッスンもあって、しかもチケット制なので週1でも月1でも好きな時に気軽に行けるスクールを発見。

そして1時間半の体験レッスンに参加。

足はしびれるし、昔習ったことは全部忘れているしでさんざんな目にはあったものの、終わった後、背筋が伸びて清々しい気持ちになれる茶道の楽しさだけはしっかり思い出し、結局その後もレッスンを続けて2年が経ったというわけなのです。

でも実は、飽きないように細く長く続けるため、1か月に1回しか通っていないという、まさに「ライトな趣味」にしているので、映画の黒木華さんみたいにはゼンゼン上達しておりませぬ。

今の私は茶道の上達を目指すよりも、ほかにいろいろ体験してみたいと思っているので、今後実際に挑戦して、ここでレポートしていきたいと思っています。

 

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