よもやま話

宝くじ高額当選した親類Aの話。

50代、55歳で会社を早期退職した私。

現時点では無職&無収入なのでパンパンお金を使うことなど到底できませぬ。

宝くじでも当たってくれたらなぁ……。

と、淡い期待を抱いてジャンボ宝くじを買うのですが毎回300円しか当たりません。

本当に高額当選する人なんているの?と疑いたくなるのですが、私と同い年の親類A氏が1,000万円を当てたことがあります。

もう30年以上前の話なのですが、本当に当たる人がいるんだとびっくり。

よく宝くじが当たると不幸になると言いますが、そのA氏の場合はどうだったかというと……。

幸せだったか不幸だったかはわからないけれど……。

当選したのは大学生の頃だった。

A氏が1,000万円を当てたのは大学生の頃。

バラで購入したところ、1,000万円と10万円が同時に当選したとのこと。

10万円だけでもなかなか当選しないのに、どんだけラッキーなんだか。

しかもA氏の家はなかなかのお金持ちでしたので、世の中って不公平なんじゃない?なんてことも思ったものでした。

当選から30年後に起こった突然の不幸。

その時から約30年後。

A氏も私も50代前半の頃。

A氏がくも膜下出血であっけなくこの世を去ってしまいました。

A氏には奥さんとまだ学生の子供たちがいましたし、その時はまだA氏の両親も健在でした。

家族だけではなく、父親から継いだ会社も残して死んでしまったのです。

私にとってのA氏との一番の思い出は、子供の頃によく一緒に人生ゲームで遊んでいたということだったのですが、自分だけさっさとゴールしてしまうなんて……。

悲しいよ。

宝くじのせいではないけれど。

A氏が亡くなったのは高額当選してから30年も経ってからですし、たぶん死んでしまうことも気づかなかったくらいの急逝だったので、宝くじが当たったから不幸になったとは言えないとは思います。

周りの家族にとっては間違いなく不幸なことでしたが。

でもなんだかそれ以来、宝くじを買うたびにA氏のことを思い出してしまい当選するのがちょっと怖くなってしまいました。

まぁ心配しなくても絶対に当たりませんけどね。

だから買っていますけどね。

 

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