ひとりでも美味しいものを食べに行ったり、いろいろな場所に行きたい!…でもちょっと不安…。
そんな人のために私が自ら挑戦してレポートする「ヒトリデできるもん!」シリーズ。
今回は、海外旅行ひとり旅編。
パッケージツアー参加ではない、おひとりさまの個人旅行編です。
……と言っても、わざわざ私が書かなくても、ひとり旅について書いたブログや山のようにあるし、鉄道や宿のこと、どういう行程にすればいいかなどは、事前にネットで研究しておけば、誰でも行けます。
ひとりでも大丈夫です。
大丈夫なんですけど、いろいろトラブルは起きます。
私も小さいトラブルから大きいトラブルまで、結構いろいろな目にあいました。
その涙涙の経験に基づいた、飛行機に関するリスク回避の方法だけ、今回は書いてみようと思います。
ひとり旅初心者は、飛行機の選択を慎重に。
おひとり様の行先としておすすめしない国。
最初に書いておきますけれど、英語や現地の言葉が不自由なくできる人であれば、ひとり旅なんてぜんぜん楽勝です。
確かに話し相手がいないのはちょっと寂しかったり物足りなかったりしますし、ご飯を食べる時はちょっと不自由しますが、自分の行きたい所だけ、自分のペースで旅ができるのは、ひとり旅ならではの楽しみ方。
ちなみに私は、英文科を卒業したのに英語がちゃんとしゃべれません。
でも、出川哲郎メソッドでの会話は得意です。
単語を並べ立ててジェスチャーでなんとかなります。
イタリア語も、検定3級までは合格しているので、出川メソッドが可能です。
ただ、いかんせん、相手の言っていることがよくわからない……。これ、かなり致命的。
そんな私でも、あちこちの国にひとり旅をすることができました。
一時期ハマっていたイタリアには5~6回行きましたし(誰かと行った回数も含めると10回ほど)、そのほかイギリス、オーストラリア、台湾、ハワイ、フィンランドにひとりで行ったことがあります。
この中で、あまりおすすめできないのは、ハワイ。
ちまちまクレジットカード(JALカード)を使っていたら、ファーストクラスに乗れるまでのマイレージが溜まったので、「ファーストに乗れるなんて一生に一度だ!」と、チケットを取って行ってきたのですが……。
やっぱりリゾート地、特に海のリゾート地は、ひとりで行くものではありませんでした。
ハワイは3回目で雰囲気はわかっていたし、青い海を眺めながら、読書でもしてまったり過ごそうと思っていたのですが、なんか落ち着かない。
しかも、海が臨める高層階のホテルが取れたので、バルコニーで読書をしようと思ったのですが、重症の高所恐怖症のため、「ひぃぃぃ~~~~、むりぃ~~~~~」と、その計画も断念せざるを得ず。(恥)
もともとハワイにすごく詳しくて、あちこちひとりで行ける人とか、ドライブが楽しめる人だったらよいのかも知れませんけどね。
どうしようもなく飛行機運の悪い私が学んだこと。
私、自慢じゃないのですが、飛行機運がすこぶる悪いのです。
特に、トランジット(乗り換え)を伴う場合、8割くらいの確立でトラブルに合うのです。
出発が遅れて乗り継ぎが大変なことになったり……
目的地でスーツケースが出てこなかったり(ロストバゲージ)……
経由地の大雪で17時間も空港で足止めくらったり……
こんな目に合うと、ひとり旅の時は本当に不安で不安で大変なことになります。
そして、こうしたリスクを減らすため、ひとり旅の時に私がとるようになった方策は以下のふたつ。
その1)JAL(日本航空)しか乗らない。
英語で難しい会話をすることができない私は、トラブルが起きた時は言葉がわからず本当に困ったことになるので、日本人スタッフが必ずいる航空会社じゃないと不安なのです。
となると、選択肢はJALかANA。(LCC系は候補外。理由は後述)
そして、2社の中で私が選択するのはJAL。JALしか乗らない。
これ、どうしてかと言うと、航空会社にも力関係というものがあり、なんだかんだ言ってANA(全日空)よりJALの方が力関係的に強い(意味は後述)からなのです。
かなり昔の話ですが、私がイタリアからシャルルドゴール空港でANA便に乗り換えて帰国しようとした際、フランスに大雪が降って飛行機がなかなか飛ばず、17時間も足止めをくらってしまいました。
しかし、後で聞いたらJALはANAより半日も前に飛んでいたそうなのです。
NYで911のテロがあって長い間空港が閉鎖されていた時も、一番最初に日本に帰ってきたのはJALでしたしね。
しかも、ドゴール空港のANAの搭乗ゲートがある建物は、お店も殆どなくて古くて薄暗くてちょっと寒いくらいの所だったので、わびしい思いで待たねばならなかったのです。(JAL便は明るいメインゲートでした)
もちろん、私の体験も911も20年近く前の話なので、今の状況はぜんぜん違うのかも知れませんし、ANAの海外の空港における影響力もその頃より格段に増したとは思うのですが、この体験のトラウマにより、私はJALしか選べなくなりました。(フィンランド行った時だけフィンエアーでした。言ってることと違いますな・汗)
そんな理由により、私はLCC系は選択しません。
力関係的にJALやANAよりずっと下なので、トラブル時はもうあきらめるしかありませんからね。
チケット代が安いって、そういうことなのだから仕方ないですよね。
もちろん、韓国とか台湾とか近い所ならば、足止めくらってもそんなに大変なことにはならないので、私もLCCを選択することはあると思います。
JALしか乗らないおかげでマイレージでビジネスクラスにも乗れるよ、という記事も書きました♪

その2)直行便で行ける国しか行かない。
乗り継ぎがなければ、ロストバゲージの可能性もかなり減りますし、キャンセルにさえならなければ、遅れたとしても目的地には到着できるので、圧倒的に安心です。
ロストバゲージはイタリアに行った時に経験したのですが、一緒に行った母親のスーツケースだけ出てこなかったのです。(ミラノで迷子になっていたらしい)
2日後にフィレンツェのホテルに届くまで、気になって気になって、旅の楽しさも半減してしまいました。
帰国便で出てこない方が、まだマシだと思うんですけどね。
以上、ずいぶん脅すようなことを書いてしまいましたが、気ままに好きな所へ行ける海外ひとり旅は楽しいです。本当におすすめです。(さんざんなこと書いておいて伝わるか?汗)
あくまでもこの話は、海外にひとりで行くことが不安でたまらない旅初心者に向けたアドバイスなので、旅慣れてきたらどんな航空会社だろうが、乗り継ぎが何回あろうが、大丈夫!(大丈夫なはず)
是非是非トライしてみてくださいね。


海外への一人旅、まだ経験した事ありませんが、ハワイにだけは一人で行きたくないです。なので、私はこの先ハワイへは行けないかもしれないと思うと、悲しくて仕方ありません(笑)。
ちなみに、最近の○○L(敢えて伏せます)はかなりサービス低下したと、ハワイ通の親戚が言ってました。私も2〜3年前の帰りの機内食が酷くて(行きは素晴らしかったのに)、旅の締めくくりで悪い印象が残ってしまいました。
そして、もしJFK利用でNYに行くならANAをオススメします。利用ターミナルの混雑具合が全然違います。私はANAを2回利用しただけですが、現地ガイドの方が乗り入れ便の数の違いと言ってましたよ。
ハワイは意外になかなか行けませんよね。
どの便がいいかって、巡り合わせも関係するので一概には言えないかもです。
本文には書かなかったんですけど、A◯◯の対応があまりにも××だったので、もう乗れないって思っちゃったのです。
J◯◯で嫌な思いはしたことないんですけどね。
NYもJ◯◯で行きましたけど、その時は混んでなかったのでラッキーだったのかも知れません。
いずれにしてもマイル貯めるためにも航空会社は絞った方がいいですね。(笑)
確かに、運も大きく関係しますよね。
ロンドンヒースローで、帰りの手続きしてた時に、窓口のおにいさんが荷物の手続きをヘルシンキまでしかやってなくて、危うくロストバゲッジになるところでした(笑)
手続きの途中で気がついた私、偉い!(笑)
人為的ミスも運かもしれませんね。
補足なのですが、ココに書いたことはあくまでも、ひとり旅初心者が少しでもリスクを減らすためのことなので。サービスがどっちがいいかを書きたかったわけじゃないのです。
なにせ私はJしか乗ってないので比べられないですし。(笑)
力関係のことは、ドゴール空港で足止めされた時、フライトも食事の供給もすごく遅い理由として、Aの職員が言ったことなんです。
ある意味、正直な発言でしたけどね。(苦笑)