ラグビーワールドカップのチケットが予想に反して当選し過ぎてしまい、4試合のチケット8枚分、総額34万円も支払っていた私。
オリンピックチケットの抽選申込と同じで、当選した分は、
すべて支払うか
すべて放棄するか
この2択しか無かったからです。

開幕戦の日本vsロシア戦については、対戦相手がルーマニアからロシアに変更になった時点でキャンセルしたのですが、それでもまだ3試合分のチケットを持っていました。
オリンピックも控えている中、さすがに4万円(1枚)×3試合=12万円もの支出は痛い……。
そのため、公式リセールサービスが始まったら、1試合(友だち分あわせて2枚)は売りに出そうと決めていました。
でも、リセールサービスっていったいどんなサービスなんだろう??
……とドキドキしながらその開始を待っていました。
そして5月31日、いよいよ公式リセールの申込受付が始まったので、早速手続きを完了。
その後すぐにどなたかが購入してくださって、無事に8万円弱(手数料が引かれる)が返金されることになりました。
この公式リセールサービスは、オリンピックのチケット販売でも行われることになっています。
そしてそれは、たぶんラグビーワールドカップのリセールサービスと似たような方式になると予想。
オリンピックチケット購入時の参考にもなるよう、リセールサービスの便利な点や注意点についてまとめてみました。
ラグビーワールドカップチケットのリセールはオリンピックチケットの参考にもなる⁈
Contents
リセールの手順。
リセール手続きはとても簡単でした。
①出品する。
まずはワールドカップのチケットサイトにログインして、「リセール」をクリックすると以下の画面が表示されます。

この画面↑の下の方に自分の購入済みチケットが表示されているので、リセールしたいチケットの右端にあるチェックボックスをクリック。
続いて「出品する」をクリック。

リセール規約への同意画面が出たら「OK」をクリック。

これで出品作業は完了。
リセール状況が「出品承認待ち」になります。
承認には数日かかります。

承認されるまで、またはリセールが成立するまでであれば、取消をすることもできます。
ちょっと見ずらいですが、以下画面の赤丸部分の「出品取消」をクリックすれば取り消すことができます。

②出品の承認。
出品したのが5月31日、その3日後の6月3日にリセールが承認されたとのメールが届きました。

大人気のオールブラックス戦(ニュージーランド戦)なので、絶対に売れるとは思っていたものの、だんだん心配になってきてしまいました。
このまま売れ残ったらどうしよう……。
③リセール成立(販売済)。
心配は杞憂に終わり、出品が承認された翌日の6月4日、
「出品されたチケットが販売済(リセール成立)となりました」
とのメールが届きました。

あーよかった。
メールはチケット1枚につき1通、同時に2通届きました。
リセールサービスの便利な点。
①相手と直接取引しなくてよいので安心。
購入してくれる人と直接やり取りする必要がないので、未払いやチケットが送付されないなどのトラブルは発生しません。
安心ですね。
②1枚からでも出品することができる。
複数のチケットを購入した場合、希望する枚数だけをリセールすることが可能。
例えば、3人分のチケットを買ってあったのに、そのうち1人だけ行けなくなった場合、1枚だけ出品することができます。
リセールサービスの注意点。
①紙チケットを選択していると手続きが面倒。
チケットを購入する際に、eチケットか、紙のチケットを送付するかを選択できたのですが、紙のチケットを選んでいた場合のリセール手続きはちょっと面倒。
リセールが成立した後、紙チケットを送り返さないと返金してもらえないのです。

記念にチケットを保存しておきたかったわけでもないので、eチケットにしておけばよかった……。
しかも、チケットが配送されるのは7月からなので、まだ届いていません。
手元に届いてから返送して、それから返金されるということは、当分の間お金は戻ってこないということ。
説明↑を読むと、チケットを返送しなかった場合でも、試合が終了してから16日以内に返金はしてもらえるようなので、そのままほっておくという手もある模様。
でも試合は10月6日だから、返金されるのは10月末になってしまいます。
うーん。悩ましい。
②手数料が引かれる。
リセール成立後は、チケット購入費の2%が手数料として引かれた額が返金されます。
私の場合、8万円の2%、つまり1,600円が引かれて、78,400円しか返ってこないということ。
結構な額が引かれるんでございますな。

③売れない場合もある。
もちろんリセールが成立しないと返金されません。
売れることをひたすら祈るしかありません。
オリンピックチケットとの相違点。名義変更はできない。
オリンピックのチケットについては、購入後に行けなくなった場合、友だちや家族に権利譲渡(名義変更)できると公式サイトに明記されています。
購入いただいたチケットは、来場を予定されている方のお名前を事前に登録いただきます。来場予定者が変更になった場合は、マイチケット上から変更下さい。
またチケット券面上には、購入者のお名前を記載させていただきます。
会場では本人の確認をさせていただく場合がありますので、身分証明書等を持参するようにお願いします。
でも、ラグビーワールドカップのチケットには、こういった記載がありません。
<後日追記>→さらに8月9日追記→さらに8月15日追記
届いたチケットに同封されていた説明書にも、本人確認を証明できるものを持ってこいとは書いてありませんでしたが、メールで問い合わせたところチケット購入者(チケットに名前が入っている人)は家族や友だちに名義変更や譲渡はできないとのこと。
但し、事務局から委任状を用意すれば購入者本人ではなくても代理人が観戦できるとの回答を得た方もいれば、私と同じく一切不可と回答された方もいるようで情報が錯綜しています。
そのあたりの詳しいことをこちら↓でも書いています。

まとめ。
オリンピックのチケットも来年になると公式リセールサービスが始まります。
まったく同じ方式ではないかも知れませんが、もしも抽選に申し込んだチケットが思いのほかたくさん当たってしまった場合は、このラグビーワールドカップのリセールサービスが参考になるのではないでしょうか。
6月20日の結果発表が待ち遠しいですが、まずはラグビーチケットのリセールが無事に完了し、生観戦するのは準々決勝2試合ということが確定。
日本が準々決勝に進んでくれたら……。
オールブラックスは間違いなく準々決勝まで進むよね……。
などといろいろ思いを巡らせながら、いろいろ予習中。



昨年ワールドカップのチケット申込をした時は、本番まではまだまだ先だと思っていたのに、気づけばもうあと3か月。
ということは、オリンピックまでもあっという間ってことか?!
https://hitorideclub.com/olympic_matome
<後日追記>
ラグビーワールドカップが開幕し、どんどん盛り上がってきました!

私も観戦してきました!!
楽し過ぎたーーーー!!

[…] 公式リセールサービスでチケットを売る(出品する)手順については、実際にチケットを売った人のブログで詳しく解説されているので、こちらも参考にしてほしい。 […]
こちらの疑問も解消しました。
①紙チケットを選択していると手続きが面倒。
リセールが成立した後、紙チケットを送り返さないと返金してもらえない。
チケットを返送しなかった場合でも、試合が終了してから16日以内に返金はしてもらえる。
このような規定になるのは、チケット貸与契約の影響ですね。
貸与品だからチケットを返送しないと「リセールが成立」していても、貸与品が返却されるまで返金できない。
ただし、試合が終了すると、貸与品の権利(入場する権利と観戦する権利)が自動的に失効するため、貸与品が返却されなかった場合でも、試合が終了してから16日以内に返金される、ということですね。