50代、55歳で早期退職をした私。
会社を辞めたのは2018年10月31日だったので、気づけばもう丸3年以上が経っていました。

なんだかあっという間の3年。
しかもそのうちの2年近くはコロナ禍という特別な状況。
そしてすごくいろいろなことがあった3年間でもありました。
焦りがなくなり、平穏かつ忙しい日々。
会社を辞めてから、1年目、2年目、そして3年目では心境や周辺にかなりの変化がありました。
会社を辞めてから1年目。
今振り返ってみると1年目は、まだまだ仕事に対する意欲もあったし、
夢に向かってまっしぐら!
……という感じでした。

なにか仕事をしなきゃ!
……と、結構焦っていた気もします。
それは生活費の問題というよりは、
まだまだ働ける年齢なのだから仕事はすべきでしょ!
という軽い強迫観念にとらわれていたからなのかも知れません。
仕事ではありませんが、このブログの読者交流会「Chat-wa-kai」を企画・開催できたのは、今でもすごーくよかったと思っています。



「Chat-wa-kai」で出会った何人かの方々とは、今でも仲良くさせていただけているのはありがたい限り。
会社を辞めてから2年目。
会社を辞めて2年目に入ってから4か月ほどが経った頃からコロナウイルスが全世界に蔓延。
日々の暮らしが一変してしまいました。


仕事とか、「Chat-wa-kai」のこととか、自分の夢とかを考えている場合でもなくなり、ただただ引きこもる毎日。
長年の夢であり、ボランティアをするはずだった東京オリンピック・パラリンピックも開催が1年延期となり、茫然自失の日々。
でも、ボードゲームという新しい趣味に出会ったおかげでオンライン友だちがたくさんできて、楽しい時間を過ごすこともできていました。

この1年があったおかげで、「仕事をしなきゃ!」という強迫観念からも脱却できたのかも知れません。
会社を辞めてから3年目。
コロナは一向に終息する気配は無し。
むしろ感染者数は増加の一途。
そして2021年。
私にとって人生最悪とも言える1年が始まったのでした。

特に最悪だったのは愛猫の病気発覚と看取りでした。
それこそ仕事どころではなく、オリパラボランティアも辞退して、介護優先の日々。
でも、愛猫との濃密な時間は、幸せな時間でもあったのですけれどね。
まとめ。
3年の間、いろいろあったおかげで逆に、
「仕事をしなきゃ」とか、
「何かしなきゃ」とか、
「有意義な時間を過ごさなきゃ」
といった焦りが一切なくなりました。
毎日ただただ平穏に、やりたいことをやりながら暮らせばいいのだと思えるようになったのです。
もちろん今でもありがたい仕事のお話があれば飛びつくし、自宅のリフォームが終わったら始めようと思っている「とある夢の実現」についても計画を練っています。
そのためにもまずは超面倒なリフォームをまずは終えねば。

早期退職から3年が過ぎ、いろいろなことが落ち着いて、いろいろなことがわかってきた4年目。
本当の意味での新たなスタートが切れる1年になるといいな。
そう思いながらリフォームの見積書の金額を見て泣いている今日この頃なのでした。