>>早期退職後の生活&心境

早期退職後にもらったプレゼントは心の安定だった?

本日は12月25日。10月末に会社を早期退職してから初めてのクリスマスです。

と言っても、50代も後半にもなると、浮かれて何かをするなんてことは一切無いんですけどね。

でも、早期退職をしたおかげで、サンタクロースからプレゼントをもらえたというのが今回の話。

サンタクロースからのプレゼントは「心の安定」だった。

ドラマ「下町ロケット」の名言に共感。

TBSのドラマ「下町ロケット」で、立川談春さん演じる殿村が、安定したサラリーマンを辞めて農業を継ぐことを父親から反対された時に、

「サラリーマンは収入は安定しているけれど、心の安定はないんだよ!」

というセリフを言ったそうです。

伝聞的書き方をしているのは、私、池井戸潤氏の小説は好きで何冊も読んでいるのですが、このドラマの原作は読んでいないし、ドラマも観ていないからなのです。この話は「王様のブランチ」のダイジェスト版情報なので、詳細が違っていたらごめんなさいよ。

本題に戻りますが、会社員のみなさんだったら、このセリフを聞いた時には、「よくぞ言ってくれた!」くらいに思ったことでしょう。

特に早期退職をしてからまだ2か月しか経っていない私にとっては、「そうそう」とうなづけるセリフでした。

殿村は更に、「やりたくもない仕事をさせられて、理不尽なことで怒鳴られて…」というセリフを言うわけなのですが、会社員ってそんなことは日常茶飯事。

会社を辞めてしまえば、そんなストレスからは解放されるので、心の安定が得られるのです。

まさにそれが、サンタクロースから私へのプレゼントでした。

自営業と会社員、どちらが楽かということではない。

先日、イラストレーターをしている姪っ子とちょっとしたケンカをしてしまいました。

姪っ子が、「サラリーマンは楽をしていてもお金がもらえるからいいよね」といったことを言った時に、私が殿村と同じようなことを言ってしまったのが原因でした。

確かに、収入が不安定なフリーランスで仕事をしている人や自営業の人と比べれば、会社員は経済的な安定という意味では恵まれていますからね。

自営と会社員、どちらがよいかとか正解かとかではなく、結局のところ、どちらを選んだ方が自分で責任を持てるのか、ってことなんだと思います。

自分自身が得られたのは、やりたいことをやれるという「心の安定」。

私は安易には人に早期退職をすすめてはいませんが、以下のいずれかに当てはまる人なら背中を押したいと思っています。

早期退職をおすすめする場合
  1. 辞めても安心な経済的余裕がある。
  2. 辞めたあとに明確に自分のやりたいことがある。
  3. 心と身体が限界まで追い詰められている。

私の場合は、①についてはちょっと足りないので当てはまるとまでは言えず、③については、M1グランプリの上沼恵美子さん問題で話題(?)の更年期障害の辛さはずっとあったものの、会社を辞めるほどではありませんでした。

私が早期退職した目的は②だったわけなので、その方向に向かっているだけで「心の安定」が十分に得られています。

でも正直、会社員時代のストレスから解放されて、「心の安定」が得られたということも否定はできません。

両方の意味での「心の安定」を得られているということです。

はやし
はやし
いずれにしても、私はこのまま仕事もしないで楽に生きていこうとは思っているわけではないので、せっかくもらったサンタさんからのプレゼントを糧にがんばっていこうと思っています。

私、「下町ロケット」を読んでめっちゃ感動して、一時期ずっと池井戸潤作品ばかり読んでいました。池井戸氏自身が会社員だったので(銀行員)、会社員的に共感できることが満載なのですよ。読み始めたら止まりません!

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