よもやま話

おひとりさまがペットを飼うということ。むやみに多頭飼いはしない理由。

ひとり暮らしをしているおひとりさまの私。

でも家族がいます。

もうすぐ12歳になる猫と暮らしています。

猫を飼い始めた時、1匹では可哀そうなので2匹飼いたいと思っていました。

でも結局、2匹飼うのは難しいと思い至り、今も1匹だけと暮らしています。

そのきっかけはふたつ。

  1. マンションでボヤ騒ぎがあった時。
  2. 東日本大震災があった時。

生き物と暮らすということは、その命にも責任を持つということ。

何か起きた時に一緒に避難できるかどうか。

それがひとり暮らしでペットを飼う際に、すごく重要な考え方だと思っています。

ペットは家族。その命に責任を持てるかどうか常に意識すべき。

猫を飼い始めた理由。

もともと私、犬が大好きでいつかは一緒に暮らしてみたいと思っていました。

でも、ずっと仕事が忙しい時期が続いていて、帰宅できるのは早くても夜8時頃。

お留守番が長いと犬は心を病んでしまうことがあるので、あきらめていました。

一方、なぜか近所に住んでいる友人たちはみんな猫を飼っていて、ことあるごとに私に「猫はいいぞ~」と洗脳。

だんだん猫教の教えを吹き込まれていった私は、とうとう里親募集サイトから1匹の猫を迎えることになったのです。

それが今もわが家にいる猫です。

ペットを飼うなら犬以外考えられないと思っていたのですが、その猫が我家にやってきた初日からすぐにFall in love。

今では世界で一番大切な私の家族であり、宝物となっています。

そんなわが子との生活に慣れ始めた頃、猫は犬に比べてお留守番時間が長くても大丈夫とは言えやっぱり可哀そうなので、もう1匹家族に加えたいと思っていました。

マンションでボヤ騒ぎ。1匹捕まえるだけでも大変だった。

猫が我家に来てからまだ1年にもならないある時、私の住んでいるマンションでボヤ騒ぎが起きました。

当時のブログに、こんな風に書いてありました。

今日の未明(4時頃)、我がマンションに火災警報器が鳴り響くという事件が発生した。
結論を先に書いておくと、詳細は不明ながら火災ではなかったようなのだが。

まず、どこかで「火災が発生しました」という警告音が鳴っている音に目が覚めた。
遠くから聞こえる様子だったので、我がマンションではないだろうと思いつつも、警報器テストの際に聴いたものと同じ音だということが気になって、目が覚めてしまった。
そして、トイレに行ったり、外の様子を見たり、しばらくボォーっとしていたら、突然我家の警報器も鳴り出したのである。
「こりゃ本当に火事に違いない!」
と、大慌てで、まずは 猫の確保に走ったものの、音に驚いてテレビの下から出てこない。
無理矢理引きずり出して、「何かあった時には猫を入れて背負おう」と考えていたカバンに詰めようとしたところ、思った以上に大きくて(苦笑)入りきらない。
仕方が無いので、いつも使っているキャリーケースを引っ張り出したのだけれど、いつもだったら扉を開けると自ら進んで入ってくれるのに、怯えているせいかなかなか入らない。
この時点で既に相当アセッていて、無理矢理押し込む手が震えていたほど。
そしてパジャマがわりのスウェットの上に上着をはおり、お財布などが入っている通勤バッグを肩から背負って、慌てて外に飛び出した。
「こういう時はエレベータは使わない方がいいのかなぁ」と思いつつも、普通に動いている風だったので、そのまま1Fへ。

(中略)

以上、とんだ迷惑な事件だったのだけれど、よい避難訓練になったと思うことにした。
肩から背負えるキャリーバックが必要だということがわかっただけでも収穫。
手に持つ籠タイプでは、避難バシゴだって下りられないし。
地震も含め、いつ何が起こるかわからないので、すぐに外に出られる用意も必要だと、改めて実感。

何か災害が起こった時、思った以上に一緒に避難するのは大変だと実感したきっかけになった事件だったのです。

一戸建てだったら窓を開けて逃がすこともできますが、私の家はマンションの上階にあるので、ひとりで逃げてもらうのは絶対に無理。

私が抱えて逃げなければならないので、どう考えても2匹いたら無理だと、この時に思ったのです。

もともと私、火事にはちょっとトラウマが。

今の家に引っ越して間もない頃、近所を歩いていたらたまたま大きなビル火災を目撃。

地下から白い煙が出てきて瞬く間に炎がビル全体を包んでいく一部始終を見てしまったのです。

しかも、休日出勤で室内にいた方が亡くなられたということをニュースで知り、「あの時なにかできなかったのか」と、すごくショックを受けたのでした。

そして数年前にも近所のビルで火災が起き、知り合いのお店がほぼ全焼。

そんなこともあって、私は火事が怖くて仕方がないのです。

ちなみになのですが、ボヤの原因は後日マンションの管理人さんが教えてくれました。

同じマンションに住む夫婦が喧嘩をして、奥さんが部屋に火をつけたのだそう。

怒りを通り越して、何も言えませんでした……。

この事件が起きてすぐに、「肩から背負えるキャリーバック」を実際に購入しました。

いざとなったらコレに猫を入れて背負って、避難梯子を使って逃げる所存。

同じモノはもう売っていませんが、こんな感じ↓のキャリーバック。

ちなみに普段はこんな感じの↓コロコロ引っ張る型のキャリーを使っています。

うちの猫は5キロ近くあるのでキャリーを担いで運ぶのが大変なのですが、これなら楽々移動できるからです。

以前、獣医さんに猫を連れていった時に腰を痛め、その後本格的なギックリ腰になったという痛い目にあったことがあるんですよね……。

ギックリ腰がヒトリデ倶楽部を始めた理由?!四半世紀を超えるひとり暮らし歴の中で、最大の危機を感じたのは、インフルエンザの高熱が続いて頭がおかしくなりかけた時でもなく、喘息で死にか...

東日本大震災の経験。

震災については詳しく書く必要もないと思うのですが、あの時に、

自分もいつ避難所生活を送ることになるかわからない

ということと共に、

ペットと非難することがいかに難しいか

ということにも気づかされました。

ひとりで猫1匹を連れて避難するだけでも大変だろうから、2匹、3匹もいたらもっと大変。

私には無理かも……。

更に、東北の海岸近くに住んでいた知人の知人は、数匹いた猫を全部捕まえようとしている間に津波に巻き込まれて亡くなってしまいました。

そんな話を聞いたこともあって、ペットは一緒に避難できる数だけにしておこうと思ったのです。

他の理由も。

私はもう56歳。

自分がもしも病気になったら、もしくは猫より先に死ぬようなことになったら、誰かに面倒をみてもらわねばなりません。

その時に複数の猫や犬がいたら、引き取ってもらう先を見つけるのも大変かも知れない。

だから多頭飼いは控えた方がよいのではないか。

そう考えてしまうのですよね。

高齢者がペットを飼うということについては、以前コチラの記事↓でも書きました。

おひとりさま高齢者がペットを飼うということ。先日、我が愛猫を年に一度の猫ドックに連れていき、血液検査、エコー、レントゲン、尿検査などなど、人間並みの検査をひと通りしてもらいました。...

「ペット信託」という選択があることについても書いています。

将来の夢。猫と犬と暮らしたい!

とは言いながら、実は私の夢は猫と犬両方と一緒に暮らすこと。

日頃から上記で書いた心配事をクリアできるような準備をしておけば、なんとかなるのではないかと思ってはいるのです。

でも、今わが家にいる猫は女王様気質なので犬と仲良くしてくれるかどうかわからないし、ペットの数が増えればお金もそれだけかかるので、安易にはその夢を実現しようとも思っていません。

ひとり暮らし、ヒトリデ族だからこそ、責任をもって大切なペットたちの面倒をみなければいけませんからね。

 

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