終活準備はお早めに

老後の資金、介護施設料は想定外になりがち?

以前の記事で、50代おひとりさま女性が早期退職する際に計算した老後の必要資金について書きましたが、その資金項目として、あまり考慮していなかったことがあります。

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それは、介護施設の入居費。

以前の記事では、死ぬまで毎月25万円の支出があると仮定して、老後にいったいいくら必要かについて算出していましたが、これはあくまでも自宅で普通に暮らしていれば、ということが前提。

では、介護施設や老人ホームに入った場合はどうなるのでしょうか?

介護施設といっても様式は様々。値段もピンからキリまで。

父親の事例を見て思ったこと。

父親が転んで腰の骨を折って介護施設に入ってから、まだ1年強しか経っていませんが、現在入所しているのは既に4か所目の介護施設。
と言っても、2番目と3番目は手術とリハビリのための病院だったので、正確には2か所目ということになります。

幸い、両親とも私が50歳半ばになるまで、大病も怪我もしたことがなかったので、私自身、介護施設という所に行くのも初めてでした。

最初の施設にいた時は、介護士さんたちとも普通に話をできる状態で、一時的な入所のつもりだったため、お値段的にもちょっとお高めの施設で、家族が3人入っても余裕があるくらいのトイレ付きの個室でした。
名古屋のこのレベルの施設だと、1か月当たり25万円が軽く飛んでいく感じです。

でもその後、骨折した腰の調子が思わしくなく、病院に入院して手術、また転院してリハビリをしたのですが、結局寝たきり状態になり、食事も自力ではとれない状態に……。
その状態で入れる施設がなかなかみつからず、母はかなり苦労したようでした。

そして今は、清潔だしスタッフの方々もすごくよくしてはくださるのですが、最初の施設よりはグレード的にはかなり落ちたという印象。

なるほど。
介護施設とひとくちに言っても、いろいろあるんだな。

そんなことを、この歳になって初めて知ったのでした。

自分が介護される時はどうなる??

そんな父親の姿を見ていて、自分が要介護状態になった時のことまで考えてしまい、かなり不安な気持ちになりました。

それまでは、「老人ホームには入りたくないから、ひとりでなんとか暮らしていこう」くらいに思っていたのですが、自分が望まなくても要介護状態って簡単になっちゃうのね、ということを目の当たりにして、さすがにちょっと考えてしまったのです。

私が年老いた時、頼れる家族はいないだろうし、頼りたくもないけれど、じゃぁいったい、施設入所手続きは誰がやってくれるんだろう?

転所が必要な時に、誰が探してくれるんだろう?

そもそも、要介護老人だらけになった時代に、介護施設が空いているんだろうか?

いやいや、それ以前に、介護施設に入れる資金なんて残っているんだろうか?

これ、めちゃめちゃ恐ろしい問題ですよね。

幸い、両親は私たち子どもに頼らなくても大丈夫なくらいの財産は持っていたからよいものの、そうでなければ当然に自宅介護となるわけです。

家族のいないヒトリデ族が自宅介護状態になるってあり得るのか??

うーん、やっぱり恐ろしい問題。

今、私たち家族は、老後の資金はいくらあっても足りないっていうことをリアルに実感していますが、こうしたことは経験してみないと自分ごとにはなりません。
私がまさにそうでしたから。

早期退職する際は、老後の資金として介護に必要なお金や医療費なども、十分に考慮しておくべきですね。

 

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