転職したい?

転職先で体験した悲しい出来事。そこから学んだ3つのこと。

4回の転職により5社で勤務、そのほか派遣社員として3社で勤務した経験のあるブログ主。

それぞれの会社にはそれぞれの社風、ルール、仕事のやり方があって、転職すると必ずカルチャーショックを受けるという話は以前に少し書きました。

定年退職後または早期退職後の就職・転職に潜む落とし穴とは。4回も転職したことがある経験者、そして人事部門の部長として転職者を受け入れる側の立場も経験したことがある私から見ると、定年退職をしたあと...

今回は、転職先の会社で「酷い」「悲しい」「辛い」と思った経験から、自分が学んだことについて書いてみようと思います。

なお、ここに書いていることは今から20年以上も前の話であり、現存しない会社もありますし、現存する会社についても社風等はずいぶん変わっているはずです。あくまでも過去の話として読んでくださいね。(直近で辞めた会社のことは書いていません)

自分が「嫌だ」「酷い」と思ったことから学んだ仕事のやり方。

たとえコピー取りの仕事でも目的は説明しておくべき。

新卒で入社した会社の次に正社員になった会社での話。

その会社は某大手商社が親会社の新しく設立されたばかりの会社で、私はそこのプロパー一期生として入社した社員でした。

私としてはその会社が始めるサービスのためにバリバリがんばりたいと思って入社したのですが、実は女性社員は全員、補助的な仕事、つまり商社でいうところの一般職としての入社だということを後から知ったのです。(バリバリ働くのは総合職の人たち)

募集要項には一切そのあたりのことは書かれていなかったので、ちょっと拍子抜け。

それでもせっかく合格した会社だったので、与えられた仕事をがんばろうと気持ちを切り替えました。

そしてそれは、入社して間もない頃のある日、会社の立ち上げと新サービスの開始ということで毎日10時頃まで残業が続き、なおかつ親会社の商社からの出向組とプロパー社員との間でちょっとギスギスした雰囲気が生まれ始めていた時に起きたのです。

商社出向組の社員からいきなり「これとこれを20部コピーして会議室に置いて!」と指示が飛んだ時のことでした。

ほかにも急ぎの仕事が山積みになっていたので、ある女性社員が1人だけで対応することになったのですが、そんな時に限ってコピー機は紙詰まりを起こすんですよね。

その女性社員が半泣き状態で困っていたので、私を含めた他の女性社員たちが助けに走りました。

「この資料、どんな会議でどんな風に使うって説明されているの?どうやって並べればいい?」と聞いても、その半泣き社員は、「時間までにコピーって言われただけで、ほかは何も教えてもらえなかったからわからない」と。

そうこうしている間にも、指示してきた出向組社員がイライラして「まだ準備できていないの?」と強い口調で迫ってくるし、コピー機は言うことをきかないしで、他のみんなも半泣き状態になりながら、なんとか準備を終えました。

そしてこの後、女性社員たちの怒りが爆発。

私たちは命令通りにしか動かない機械ではない!ましてや奴隷ではない!

コピーを取るだけの仕事だとしても、何の会議で、その会議がどれだけ重要で、どんな人たちが来て、どんなプレゼンをするのか教えてもらえれば、急ぐ理由や、その重要度を理解できる。

理解できれば、そのためにあらかじめ時間を空けるなり、協力しあうなりできた。

その説明を怠るというのは、仕事のやり方としていかなものなのか。

……と。

この時までに溜まっていたいろいろなストレスも一気に爆発し、何人かの女性社員が「もう辞める」とまで言い出したのでした。

結局、とある社員が間に入って話し合いが持たれ、出向社員組が反省してくれたおかげで、その反乱は収まったのですけれどね。

この経験から学んだこと

誰かに仕事を指示する際は、その目的や重要性など、最低限の説明はしておくべき。

 

プロパー社員と転職社員は尊重しあうべき。

これはまた別の会社の話。

その会社は、小さなお店から創業し、私が入社した頃には社員数1,000人までの規模に成長していたベンチャー会社でした。

当時急成長を遂げていた会社だったので、私のような転職組も多かったのですが、一番最初にできたお店でアルバイトをしていた古参社員もたくさんいました。

その古参社員たちがお局様のようで、ちょっと怖かったのです。(もちろん優しくて良い人たちもたくさんいましたよ)

被害妄想ももちろんあったとは思うのですが、「あなたたち、当社を創った頃の思いを何もわかっていないくせに、何言ってるの?」的なことをいきなり言われたり……。

入社が決まった後、社長が私の上司(この人も創業時からの古参社員)になる人に「こいつの面倒見てやって」と言って立ち去った後、「忙しいんだから面倒なんて見てられるわけないよ。仕事は勝手に覚えて」と、吐き捨てられるように言われたり……。

もちろん、たまたま問題がある人に当たっただけなのでしょうが、私以外の転職組も古参社員との付き合い方に悩んでいたし、実際に古参社員たちが転職組に対して冷たい態度をとっているところを何度も見聞きしました。

逆に、私を含めた転職組も、もっと古参社員たちの思想ややり方を尊重すべき場面も多かったのだと思います。

この事例はちょっと極端ですが、どこの会社にも転職してきた社員に意地悪な態度をとる人がいます。

実は偉そうに言っている私も、最初の会社を辞めてから参加したOB会で、転職組の社員から「はやしさんボクに冷たかったよね」と言われたことがありました。

自覚はしていなかったのですが、親切にはしていなかったかもと思い当たることがあり、恥ずかしくって土下座するくらいの勢いで平謝りしました。

この経験から学んだこと

プロパー社員は会社のことを一番よく理解している。

転職してくる社員は新しい風を吹き込んでくれる。

お互いこう理解しあい、尊重しあうべき。

 

正社員ではなくても一緒に働く同士として尊重すべき。

これは派遣社員として勤務していた時の話。

その会社は、外車を扱うディーラーの本部で、社員数は20名程度のこじんまりした所帯。正社員が少ないわりに派遣社員は結構多くて、私を含めて5人ほどいました。

その会社にはルールがありました。

  • 派遣社員は就業時間中にムダ話は一切してはいけない。(正社員はOK)
  • 派遣社員はコーヒーは飲んでもいいけれど冷蔵庫のウーロン茶は飲んではいけない。

今考えても頭が「?」。

もちろん派遣社員は時給でお給料をもらっているわけなので、ムダ話をしてはいけないというのは当然のことですし、ウーロン茶が飲みたかったわけでもないのですが、ここには書けないような明らかな派遣社員差別もあって、居心地がとんでもなく悪くて、この人たちのために一生懸命サポートする気にはなれないなと思ったことを覚えています。

この経験から学んだこと

正社員だろうが契約社員だろうが派遣社員だろうが、苦楽を共にする同士。

お互いを尊重しあって仕事をするべき。

 

まとめ。

それぞれの経験はあまり良い思い出とは言えませんが、今では笑い話ですし、その後の仕事のやり方におおいに参考になることばかりだったと考えれば、貴重な経験だったんだと思います。

とは言え、私が部長だった時に、部下の人たちにここに書いたことを教訓とした対応をきちんとできていたかどうかは自信がありません。

自分の理想通りに仕事をするって、本当に難しいですからね。

これを読んで、「おいおい、はやしの仕事の指示も酷かったよ」と思った人がいたらごめんなさいよ。(とりあえず謝っておく)

 

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