愛猫を扁平上皮癌で亡くしてから2か月。
1か月は毎日泣き暮らしていましたが、子猫の預かりボランティアを始めてから、笑いが絶えない日が続いています。

子猫の力は偉大なり。
そしてそして……。
預かり猫さん第一期生の子猫4にゃんのうち、2にゃんを私の家族にすることになりました。
わーーーー!!!!
ぱちぱちぱち!!!!
……と、結果的にはとっても幸せな気持ちになっているのですが、家族に迎えるにあたっては、胃が痛くなるほどあれこれ悩んだのでした。
命を預かるということ。終生面倒をみるということの重み。
Contents
家族となった子猫たち。
新たに私の家族となった子猫たちはこちら↓
<固定ツイート>
ボランティアで預かっていた4にゃんのうち2にゃんが私の家族となりました。
改めて正式な名前も命名。(ミドルネーム付きw)ちゃあ・アズナブルさん♂
つくし・ナズナレイさん♀呼び名は今までどおりアズナブルさんとつくしちゃんです。
私の新しい家族たちをよろしくご贔屓に♪ pic.twitter.com/Plr5m3jAnP— はやしりえ (@hitorideclub) November 28, 2021
2021年8月末生まれ(推定)なので、2021年12月1日時点の月齢が3か月ちょっとのちびっ子たちです。
人慣れはまだ完璧じゃなく、たまにシャアって言っちゃうし、抱っこしようとすると逃げちゃうのですが、天使のように可愛いくって一緒に過ごせることが幸せで仕方ありません。
しかーし!
私の家族にすると決めるにあたっては、とてもとても深く深く迷いました。
情が移って手放せなくなったんでしょ?などという単純なことではありませんでした……。
子猫を家族にすることになった経緯。
預かっていた4にゃんは、11月21日に開催された譲渡会に参加。
そして無事、2にゃん×2ペアそれぞれの譲渡先が内定しました。
ところが……。
1組のご家族については全くの心配もなく、譲渡することが決まったのですが、もう1組についてはちょっと物言いが入ったのです。
私もその物言いを入れたうちのひとりだったのですけれどね。
詳細な経緯は伏せますが、簡単にまとめてしまうと、
- 4人家族の中で猫との生活経験があるのはひとりだけ。
- 猫経験の無い家族、特にまだ幼いお子さんが人馴れしていない猫を上手く扱うことはできるのか。
- 猫に対して、すぐに抱っこして一緒に遊べるペットだというイメージを抱いているのであれば、この2にゃんには失望してしまう可能性がある。
といった不安要素があったからなのです。
そして保護団体の方々が尽力してくださり、その家族には人馴ればっちりの子猫たちが譲渡されることが決定。
そして、譲渡先がなくなった2にゃんを私の家族にすることになったのでした。
しかーし!
子猫2にゃんを家族にするつもりなど私には全くなかったので、決断するまで本当に悩みました。
胃が痛くなるくらいに悩んだのです。
なぜ家族にすることを迷ったのか。
もともと譲渡先を検討している最中、突然保護団体のご担当者から、
「はやしさん、この子たちを本当に譲渡しちゃって大丈夫なの?」
と聞かれたことがありました。
たぶん私が4にゃんを溺愛している姿をインスタグラムでご覧になって、そう言ってくださったのだと思います。
でもその時点ではきっぱり「それはありません」と回答しました。
その理由は以下。
①私の年齢。
猫は20年生きることも多く、現在東大で進んでいる猫の腎臓病治療薬が完成したら寿命が30年になる説も。
となると、現在58歳、もうすぐ59歳になる私は80歳~90歳近くになってしまいます。
そんな年齢で2にゃんの面倒をみることができるのか?
獣医さんに連れていったり、介護をする元気がその年齢の自分にあるのか?
そもそも私の方が先に死んでしまうことも十分あり得るのでは?
そんなことを考えて、とてもじゃないけれども子猫2にゃんを育てる自信がなかったのです。
私が子猫を預かった保護団体「みなとねこ」さんではペア譲渡が条件となっているため、1にゃんだけ引き取るのはNGという事情がありました。
②看取りの辛さ。
先代の猫さんを亡くした際のペットロスは、想像以上に辛いものがありました。

1にゃんでも辛かったのに、2にゃん、しかも兄妹猫だと亡くなるタイミングが近くなる可能性が高いので、2にゃん続けて看取ることになるかも。
それは想像を絶するほど辛いはず。
やっぱり引き取る自信がない……。
③防災の観点。
以前マンションでボヤ騒ぎがありました。
その際に、先代猫をキャリーに入れるだけでも一苦労した経験があり、何かあった時に2にゃん連れて逃げる自信がないのです。
万が一東京で大地震があって、避難所に行くことになった場合、私ひとりで2にゃん連れていくのも大変です。
そのあたりのことは、以前こちら↓で詳しく書きました。

④リフォーム計画。
ブログにも書いているように、現在自宅のリフォーム計画を進めています。

工期は1か月を予定しているのですが、その間は仮住まいで暮らすことになります。
となると、その間は猫を誰かに預けなければなりません。
それは可哀そうだし、預けるアテもありません。
ペット可のウィークリーマンションというのもあるのですが、猫たちをあっちこっちに移動させるのも可哀そう。
だから次の猫を迎えるのは、リフォームを終えてからにしようと決めていたのでした。
決断できた理由。
そんなわけで、次に猫を家族にするのは自宅のリフォームが終わったあと。
そして2~3歳の成猫を1にゃんだけにする、と決めていたのでした。
ではなぜ、その考えを翻して2にゃんを家族にしようと決断したかというと……。
①保護団体のご担当者の考えを信じよう。
保護団体の方には、上記の懸念点や思いを全て伝えてありました。
それでも、「譲渡先がはやしさんなら安心」と言ってくださったのです。
これまで数百件の譲渡事例をご存知の方が、そこまで言ってくださるのなら、私でも大丈夫なのかも知れない……。
だったらこの方の直感を信じてみよう!
そう思ったのでした。
②友人たちのあと押し。
猫仲間の友だちなどにも、事前に相談をしました。
すると、みんな、
いろいろ不安ばかり考えても仕方ないんじゃない?
あの子たちは、あなたの家族になるのが一番幸せなんじゃないの?
……と、あと押ししてくれたのです。
③リフォーム期間の預かり先が見つかった。
リフォーム期間のことについても保護団体の方に伝えたところ、
「その間、預かりますよー」
とあっさり言われちゃったのです。
えぇっ?!
しかも、
「兄妹4匹が一緒にいた方が安心だろうから、他の2匹の里親になるKさんに頼んでみますよ!」
と。
えええぇっ?!
すると、そのKさんも、
「喜んで預かりますよー!」
と。
みなさん、なんて優しいんだか……。(感涙)
まとめ。
こうして晴れて2にゃんは私の元に残り、家族となったのでした。
友人知人のみなさんや、SNSのFFさんたちも自分ごとのように喜んでくれて、本当に嬉しかったのでした。
TwitterインスタLINEでお祝いコメントありがとうございました🙇♀️皆さん自分ごとのように喜んでくださっていて嬉しい😭動画は朝イチのうちの子たち♪アズナブルさんがにゃーってしっかり鳴いているのを初めて聞いた😭って喜んで動画を見返したらつくしちゃんも!つくしちゃんが鳴くの初めて聞いた😭 pic.twitter.com/gKYPwr8kRQ
— はやしりえ (@hitorideclub) November 29, 2021
とにかく今は、
健康で長生きをするにはどーすればいいかしらん?
……ということばかり考えています。
猫さんたちより先に死なないよう、最期まで責任をもって面倒をみてあげられるよう、下僕はがんばる所存なのであります。
はやしさん、新しい家族を迎えたのですね。おめでとうございます。いろいろあったとは思うのですが。はやしさんの決断を応援します。実は私も2匹の犬のうち1匹が昨年10月末に急逝して、しばらくうちのめされていました。昨年末で会社をちょいはや退職して、犬たちの老後に寄り添おうと決断した矢先でした。今は残された1匹に寄り添い、保護犬を迎えようかどうしようか、考えているところです。ブログがまた更新されるようになり、嬉しいです。
なつの様
ありがとうございます!
この歳で子猫2ニャンを迎えるのはリスクもあるし悩みましたが、毎日わちゃわちゃ楽しくて、若返っている気がしているので大丈夫と思うようにしています。(笑)
なつのさんも大切なワンちゃんを亡くされたのですね…。
さぞかしお辛かったと思います…。
保護犬を迎えるとか、もしくは預かりボランティアをするとかはおススメしますよ!