忘れもしない2007年9月30日、我が家に新しい家族を迎えました。
推定月齢4か月ほどの保護猫さんです。
ひとり暮らしを始めてから一時期ハムスターを飼っていたことはあるのですが、猫さんを迎えるのは初めて。
猫と暮らすことも初めて。
そのため少しばかり不安はあったものの、迎えたその日からもうメロメロ。
私の愛しい娘となったのでした。
先日、その愛娘に突然の病気宣告がされました。
悪性腫瘍の中でもタチの悪い「扁平上皮癌」。
世界が終わったかと思うほど、目の前が真っ暗に……。
猫らしい最期を送ってもらうために緩和ケアを選択。
経緯などは……。
えーっと……。
病気が発覚した経緯や、手術ではなく緩和ケアを選択したことなどの詳細を書こうとすると泣けて泣けてどうしようもなくなるので、すみませんがココでは省略させてください。
知りたい方、知っても大丈夫な方は、Twitterでいろいろつぶやいているのでそちらでご確認くださいませ。
ごめんなさい。
私のTwitterはコチラ ⇒ @hitorideclub
覚悟はしておいたつもりだったけれども……。
以前、こんな記事↓を書いたことがありました。

偉そうに「見送る覚悟」なんてことを書いていましたね。
確かに、「見送る覚悟」はしていたつもりなのですが、突然の不治の病宣告と、辛い治療方針の決断をくださなければいけないことについては、まったく考えていませんでした。
でも実は……。
インスタなどのSNSで、可愛いワンコさんやにゃんこさんたちの飼い主さんが、治療方法を決めるために大変な思いをしている場面は何度も見てきました。
その時に、「私だったらどうするだろう」ということを真剣に考えたころはあったのでしす。
だからわりとすぐに、手術ではなく、緩和ケアを選択したのかも知れません。
でも、これに関しては正解はないので、どちらを選択しても間違えではないはず。
そして、どちらを選択しても後悔してしまうかも知れない。
だからこそ、決断する際には心臓をえぐられるくらいに苦しい思いをしたのでした。
父の死では一滴の涙も流さなかった冷たい私なのでありますが、お恥ずかしながら毎日泣き過ぎて、自分の体調までちょっとおかしくなっています。

猫沢エミさんの愛猫イオちゃん。
ちょうどこの決断を迫られている日、石田ゆり子さんのインスタ経由で、ミュージシャンで文筆家の猫沢エミさんの愛猫・イオちゃんが、うちの子と同じ病気でお空に旅立ったことを知りました。
猫沢さんも緩和ケアを選択されていたので、インスタに書かれていた病気発覚から最期までの様子を2周り熟読。
イオちゃんに後押しされた気がしたことも、緩和ケアを選択した理由です。
猫沢さんの以下の言葉も、私にすごく勇気をくれました。
ママに愛とは、生きるとは、そしてその命を大切だからこそ正しく手放すことの素晴らしさを教えてくれてありがとう。
(インスタグラム@necozawaemi より引用)
緩和ケアをスタート。
腫瘍があるのはお口の中なので、どんどんご飯が食べられなくなっています。
介護があと2か月になるのか、3か月になるのかわかりませんが、幸い私の自由な時間だけはたっぷりあるので、しばらくは猫さん優先の日々を過ごすつもりです。
5月に予定していたとてもありがたいオファーも、キャンセルさせていただきました。
ご迷惑をおかけして本当にごめんなさい。
まとめ。
ちょっとまだ冷静になれていないので、まとまりのない文章になってしまいました。
書きたいことはいっぱいいっぱいいっぱいあるのですが、しばらくは無理そうです。
尚、優しい言葉をかけていただけるのは大変嬉しいのですが、そのたびに涙が止まらなくなってしまうので、このブログの読者のみなさまにおかれましては、Twitterで「いいね」していただくだけに留めていただけるとありがたいです。
(親しい友人のみなさまや、同じ病気と闘っているお仲間さんたちからの優しい言葉には助けられています)
また、「こんな治療法ならなおるかも」というアドバイスもお控えいただきますようお願いいたします。
考えて考えて考え抜いて、プール一杯分くらいの涙を流して決めたことなので、気持ちが揺らぐような情報には触れたくないからです。
何卒ご理解くださいませ。
これからもブログは続けるつもりですが、もしも更新が途絶えたりしたらお察しくださいませね。