>>こんな趣味どぉ?

4か月ぶりに映画館で映画!「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」

50代、55歳で会社を早期退職して現在57歳の私。

飽きっぽい性格にもかかわらず、珍しく10代の頃からずっと続いている唯一の趣味は映画鑑賞。

会社を辞めてからは料金が安い日に映画館で映画を観られるようになり、すごーく嬉しかったのであります。

会社を辞めたら得られた幸せのひとつ。平日に映画館へ!昨年10月末、50代、55歳で会社を早期退職した私。 退職してから8か月が過ぎました。 辞めてよかったと思っていることはいろ...

しかーし!

コロナウイルス問題が勃発してからは、映画館に行くことも叶わず。

悲しい……。

悲し過ぎる……。

「コロナが収束したら実行したいこと。」リストにも、”映画館でたくさん映画を観る”ということを入れていました。

コロナが収束したら実行したいこと。新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が39県で解除されました。 私の住む東京の解除はまだですが、少し安心できるニュース...

まだ収束には至っていませんが、外出自粛要請は緩和されたので、

行ってきましたよ!!

映画館に!!

調べてみたら、2月19日以来、実に4か月ぶりの映画館でした。

感慨深い……。

しかーも!

観た映画「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」が最高過ぎた!!!

40年以上にもなる映画館詣で史上、一生忘れられない体験となりました。

子どもの頃の愛読書「若草物語」の感動に再び出会えた!

4か月ぶりの映画館。

コロナ問題が勃発する前から、映画「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」が公開されたら絶対にすぐ観に行く!と決めていました。

なぜなら、子どもの頃、「若草物語」と「赤毛のアン」シリーズは私の愛読書だったから。

どちらもポジティブで元気な女の子が主人公。

その生き方が私の憧れだったのです。

そんなわけで「ストーリー・オブ・マイライフ」が公開開始となった翌週、6月17日(水)にTOHOシネマズ六本木ヒルズまで行ってきました。

平常時のレディースデーの午後は結構混んでいるのに、ガラガラ……。

悲しい……。

悲し過ぎる……。

ミニヨンも寂しそう……。

消毒は行き届いているし、スクリーン入口で体温チェックされるし、座席配置は格子状になっているし、考え得る感染予防対策が成されているので、安心だと思うのですけれどね。

「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」概要。

映画の概要は以下。

  • 原題:Little Women
  • 原作: ルイーザ・メイ・オルコット『若草物語』
  • 出演:シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ

「若草物語」シリーズは全4作で構成されていますが、この映画では1作目「若草物語」と2作目「続・若草物語」が描かれています。

そしてとにかく出演者が豪華。

映画ファンならば「おぉー」っと唸ってしまうような、女優さんの名前が並んでいますね。

メリル・ストリープは主人公たちの伯母さん役なので、言ってみれば脇役。

なんて贅沢なキャスティング!

映画の感想。

登場人物に共感できる。

ストーリーに関しては、原作が名作なので語るまでも無いのですが、原作者のオルコット自身がモデルの二女・ジョーを主人公としているところがミソ。

「結婚ばかりが女の幸せではない」とニューヨークに単身渡り、出版社に自身が書いた小説を売り込み、でも幼なじみのローリーへの思いも断ち切れず……

という、自分の弱さを必死で隠しながら明るく元気にポジティブに生きていく健気なジョーに、すごーく共感。

私と似ているところがあり過ぎる。

なーんて言ったら、世の中の「若草物語」ファン、ジョーのファンたちに殴られますね。

ジョー(=オルコット)と私を比べるだなんて、おこがまし過ぎますからね。

ジョーには共感できなくても、女優志望だったのに専業主婦になって愛する家族と暮らしている長女のメグ、人一倍優しくて音楽の才能に恵まれていながらも身体が弱い二女のベス、嫉妬心が強くて野心家の四女エイミーそれぞれの性格も生き方も違うので、共感できるエピソードがあるはず。

だからこそ「若草物語」は、国も世代も年代も超えて愛されているわけなのですからね。

ちなみに原作者のオルコットは生涯独身ですがジョーは結婚します。

なぜそうなったかについて映画の中でちょっと皮肉っぽく描かれているのも、なかなか面白かったです。

映像、演出、衣装が美しい。

観始めて5分以内に「この映画好き!」と思える作品にたまに出会うのですが、本作はまさにソレ。

冒頭のジョーが人混みをかき分けて走る映像にうっとりし、その時点で「好き!」が決定。

オスカーを獲得した衣装もすごくステキです。

女優陣の演技がスゴイ。

ジョーを演じたシアーシャ・ローナンを初めて観たのは、わずか13歳でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた「つぐない」。

その後もアカデミー賞ノミネート常連組になりましたが、私は特に「ブルックリン」のシアーシャが好き♪

本作ではシアーシャももちろん素晴らしかったのですが、私が目を引き付けられたのは四女エイミーを演じたフローレンス・ピュー。

ジョーを妬み、時には意地悪をしつつも実は憧れている末っ子の心情を見事に演じていました。

声フェチの私は、そのやたら低くて色っぽい声にも惚れ惚れ♪

ちなみに観ていた時はすっかり忘れていたのですが、フローレンス・ピューは本作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。(オスカー獲得はならず)

四姉妹の伯母さんを演じていたメリル・ストリープは、時にはちょっとその演技がすご過ぎてほかの出演者を食い過ぎちゃうことがありますが、本作でそれは全く感じませんでした。

存在感はすごいのに、周りの女優さんたちの引き立て役に回っているという感じ。

……と偉そうに書いていますが、実は途中までメリル・ストリープだと気づいていなかったのでした……(大汗)。

それくらい役に溶け込んで見えたのですよ、はい。

まとめ。

4か月ぶりに観た映画が満点5つ星だったこともあり、映画館で映画を観るっことってほんとーーーに素晴らしい体験なのだと、改めて認識。

今後続々と公開延期になっていた作品も一気に上映開始となるので、楽しみで仕方ありません。

隣が空いている座席でゆったり映画を観るなんて贅沢なことは、今のうちしかできないことなので、みなさまも是非映画館へ足を運んでみてくださいね。

さて、次は何を観に行こうかな♪

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