50代、55歳で早期退職した私。
「長年の会社員生活お疲れさま!」と自分をねぎらうため、オーストラリアのメルボルン 旅行に行ってきました。
前回はメルボルン空港からホテルに到着したところまで書きました。

今回はメルボルン旅行記の第4回。
「世界一住みたい街」Top1常連の都市・メルボルンを実際に観光してみたら、ダダ下がっていたテンションは上がっていくのでしょうか……⁈
興味のある項目だけ読みたい時は以下の旅行記目次からどうぞ。

メルボルンの街歩きは楽しい!でも暑い!
Contents
とりあえずトラムに初乗車。
朝は7時頃には目が覚めたものの、ドアに「Don’t Disturb」の札をかけて10時までダラダラ。
幸い体調も悪くなさそうだったので、とりあえずブランチを食べるためにおしゃれなカフェが建ち並ぶ街「デグレイブス・ストリート(Degraves Street)」まで行くことにしました。
そのためにはトラムに乗らねばなりません。
メルボルン市内を移動するには、このトラムを乗りこなせるようになるととても便利。
便利なだけではなく、中心部の定められたエリアは運賃がフリー!無料!
しかし……。
このトラムを乗りこなす要領をつかめるようになるまでに、少し時間がかかってしまいました。
とりあえずGoogle Mapで最寄りの乗車場所とトラムの番号を調べ、ホテルの近くの乗車場まで行ってみました。
Googleさんによると86番のトラムに乗るということだったのですが、ちょうどやってきたのがフリーエリアを周遊する35番のトラム。
周遊するならばデグレイブス・ストリートの近くのフリンダース・ストリート駅にも行くはず!
……と、思わず飛び乗ってしまったのですが……。

なんかフリンダース・ストリート駅とは逆方向に行ってる??
方向音痴の私、来たトラムが左周りすると勘違いしてしまったのですが、右回りだったのです……。
ちょうど前に座っていたおじさまが、隣の現地の人らしきおばさまにいろいろ質問していたので、私もついでに、
「フリンダース・ストリートには行きますか?」
と聞いてみました。
しかしここで大きなミス。
「フリンダース・ストリート駅」と言わねばいけないところを「フリンダース・ストリート」と言ってしまったがために、
「このトラムはその通りを走るわよ」
と、聞きたかったこととは違うことしか答えてもらえませんでした。
私の顔が「???」となっていたらしく、おじさまが、
「同じのを何枚か持っているからあげるよ」
と、35番トラムの路線図をくれました。

優しい!!
聞けばそのおじさまも観光客でトラムに乗るのも初めてとのことで、いっぱいいろいろな地図とかパンフレットを持っていたのでした。
中央に立っているのがそのおじさま↓

無駄に大回りしてしまったおかげで、ちょっとほっこりする体験ができたのでした。
デグレイブス・ストリートのカフェでブランチ。
本来なら1/3周で到着する距離を、逆回りのトラムに乗ってしまったため2/3周トラムに揺られたあと、フリンダース・ストリート駅で下車。
メルボルンのランドマーク的な立派な駅舎が目印です。

空が青い!
ホテルを出た頃は長袖を2枚着ていても少し肌寒いくらいだったのですが、この頃には散策にはちょうどよいくらいの暖かさになっていました。
駅から少し歩くとデグレイブス・ストリートが見えてきました。


かなりごちゃごちゃしていてちょっとイメージとは違っていましたが、美味しそうなモーニングセットのメニューを掲げたカフェがたくさん並んでいます。
しかしどれもボリュームがありそうで、胃弱状態の私には食べられそうにない……。
普通だったらオシャレだとか、美味しそうとかで選ぶところ、少量のメニューがありそうという基準でお店を探してさまよう私……。
グルメを期待してこのブログを読んでくださっているみなさん。
本当にごめんなさいよ。
いろいろ迷ったあげく、このお店「Euro Lane Cafe」に決定。

ショーケースに並んでいたハムとチーズのクロワッサンサンドと、紅茶を注文。(12.2Aドル・約1,000円)

今の私にはこれでも多過ぎると思いながら一口食べたところ……。
むむむ???
美味しい!!!
外はサクサクで中はふんわり。
ハムも美味しいしチーズもいい感じにとろけていてとても美味!
紅茶も美味しくてしっかり完食。
(後で胃もたれでちょっとだけ苦しんだけど)
お店の人も感じよかったし、幸先の良い出だしとなったのでした。
アーケードめぐり。
ブランチを済ませたあと、辺りを散策してみました。
デグレイブス・ストリートを北方向に行くと、「ロイヤル・アーケード」などのショッピングビルが建ち並んでいます。


綺麗なフードコートが入ったアーケードも。(名前を失念)

歩いているだけで楽しい!
紅茶専門店「T2」でテンションUP!
下調べの段階では、正直メルボルンで買って帰りたいと思うようなお土産が殆ど見当たらず、唯一よさそうだと目星をつけていたのが紅茶専門店「T2」。
メルボルン市内にも何店舗かあるのですが、歩いていたらちょうど看板が目に入ったので、覗いてみることにしました。

外見はなんだか暗そうで「OPENしてるの?」という感じだったのですが、店内はとてもシックで洗練されたデザイン。


紅茶はもちろん、ハーブティー、中国茶、チャイのほか、抹茶も売っていました。
サーバーやカップなどもいちいちオシャレ。
お抹茶茶碗、茶せん、茶杓などの茶道具まで置いてあってビックリ。
お願いするとテイスティングもさせてくれるし、紅茶好きにとっては何時間でも長居したくなるようなすごくステキなお店でした。
そして自分の分も含めてお土産をどっちゃり買い込んですっかり散財。(メルボルンの物価は高い)
どんだけ買ってきたの?とあきれている愛猫↓

T2は全部で3店舗入りましたが、このLittle Collins店はお店のつくりが飛びぬけてオシャレだし、気軽にテイスティングさせてくれたので一番よかったかも。
デパート「エンポリアム」に入っているお店も広くて良かったですが、ビクトリア州立図書館近くの路面店はゴチャゴチャしていたし、テイスティングもさせてくれなかったのでちょっとイマイチでした。
ちなみにT2は現時点では日本には上陸していません。
amazonでの紅茶のベストセラーはこちら↓
地下鉄に乗ってサザンクロス駅へ。
なんだかいろいろ楽しくなってきたので、そのまま次の目的地のセントキルダビーチまで行こうかとも思ったのですが、なにしろ日差しがまぶしくてサングラス無しではビーチに行くのはキツイと思い、いったんホテルに帰ることにしました。
ところがここで私の方向音痴病が勃発。
Google Mapを見ても紙の地図を見ても、トラム乗場が見つからない。
だんだん面倒になってきて、フリンダース・ストリート駅に戻って地下鉄でサザンクロス駅まで行くことにしました。
しかし……。
この移動方法は良い子のみなさんは真似をしてはいけません。
なぜなら、両駅の間はフリーエリアなのでトラムに乗れば無料なのに、地下鉄だと日本円で400円もかかるからです。
だからぜったい誰もそんなバカなことはしないのですよ。
アホです……。
しかももう一発、アホなことをしでかしました。
地下鉄に乗るためには日本のSuicaに当たるmyki card(マイキーカード)を買わねばなりません。

カードの基本料と最低額のチャージ分だけ買おうと思い、自動販売機に20ドルを投入。
ところがお釣りが出ない!
どうやら、20Aドル(約1,600円)を入れて買うと、カードの本体料金6Aドルを差し引いた14Aドル(約1,130円)が自動的にチャージされてしまうらしい。
そんなにチャージするつもりなんてなかったのに……。
ふぅ。
まぁこれくらいの失敗は、初めて訪れる国ではやりがちですけどね。
ため息をつきながら一駅だけ地下鉄に乗って、サザンクロス駅に向かいました。
美味しいフルーツジュースでリフレッシュ。
サザンクロス駅の改札を出るとこんな感じ。
いろいろなビルがにょきにょき建っています。

改札を出た右方向に行き、下に降りるエスカレーターに乗ろうとしたところ、左手に食品が売ってそうな駅ビルが目に入りました。
そういえばお昼ご飯を食べていないけれど、お腹はあまり空いていない。
でも栄養チャージくらいはしたいなと思っていたところ、その駅ビルを入ってすぐのところにジューススタンドがあるのが目に入りました。
おっ!ちょうどビタミン補給ができるじゃないかっ!

看板に「New Zealand Natural」って書いてあるけど、ニュージーランドのお店??
あとでHPを見たら、ニュージーランドやオーストラリアをはじめ、18か国にお店があるようです。
スムージーやアイスクリームも美味しそうだったのですが、オレンジ、パイナップル、マンゴー、パッションフルーツが入ったJuice Fusionの「Tropical Tonic」を注文。(5.7Aドル・約460円)
これがめちゃくちゃ美味しくてリフレッシュ!!
生き返ったぁ……。
ビタミンの力に感謝しながらホテルに戻ったのでした。
以下の記事につづく。
