50代、55歳で早期退職した私。
「長年の会社員生活お疲れさま!」と自分をねぎらうため、オーストラリアのメルボルン 旅行に行ってきました。
前回は成田空港に到着して飛行機に搭乗するところまで書きました。

今回はメルボルン旅行記の第2回。
いよいよ憧れのJAL SKY SUITEが私を待ってくれている!

……と、わくわくしながら機内へと乗り込んでいった私。
この時点では、まだ多少は心の余裕があったのですが……。
興味のある項目だけ読みたい時は以下の旅行記目次からどうぞ。

憧れのJAL SKY SUITE!でも気分は最悪な方向へ。
ゆったりくつろげるJAL SKY SUITEの窓側席。
ほほー、これがJAL SKY SUITEか!
これまでのビジネスクラス・シートとは全く別物。
以下は座席に座って正面を写した写真。

アメニティが入った赤いポーチはエトロ製。
この棚に荷物とかを置けるのですが、座席から離れているため、何かを取りたいときはいちいち安全ベルトを外さねばならないのがちょっと不便でした。
なんとも贅沢過ぎる不便さ!
今回私は往復ともに窓側の席を予約しましたが、これは大正解でした。
隣との仕切りを上げるとほぼ個室状態になって、寝顔を誰かに見られることがないからです。
仕切りを上げる前↓

仕切りを上げたところ↓

尚、上の2枚の写真だけは帰りの飛行機で撮ったので右の窓側席、そのほかの写真は左の窓側席の写真になっています。
わかりにくくてすみませんです。
座席をフルフラットにして寝転んだ状態で撮ったのが以下の2枚の写真。
荷物が散乱して汚いのは見逃してくださいよ。


すぐ上の写真を見るとわかるかも知れませんが、横を歩いている人から寝ている姿が全く見えないのです。
通路側の席だと寝ている姿が丸見えなので、ぜったいに窓側席がおすすめ!
チケットを取った時点で座席の場所も予約しておきましょう。
フルフラットにして眠りたい時は、エアウィーヴのマットレスを敷くことができます。

写真が暗くてわかりにくいですが、上の棚にこの状態で入っているので、自分で出して自分で敷きます。
ファーストクラスはCAさんがベッドメイキングしてくれるらしいですが、ビジネスクラスはセルフサービス。
個人モニターはサイズが大きいので、映画の字幕がとっても見やすかったです。

映画のラインナップもたくさんあって迷いましたが、アメコミ映画好き仲間イチ押しの「ヴェノム」と大好きなクリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」を鑑賞。
映画のほか、これまた大好きな「Youは何しに日本へ?」も観ちゃいました。
機内食も病人食。
機内食は事前に調べてサーロインステーキやラーメンやアイスクリームなどをもりもり食べることを楽しみにしていたのに、実際に食べられたのは……。

もちろん本来は、このご飯の前に先付やメイン料理などたくさん出てくるのですよ。
CAさんに「ご飯とお味噌汁だけでいいです」と言ったら、「本当にそれだけでよいのですか??」と言われちゃいました。
食べたいのはやまやまなのですがね。涙涙涙
夕ご飯として選んだのはコチラ↓

フルーツソースのかかったヨーグルトとハーブティー。
せめてフルーツやチーズの盛り合わせくらい食べたかったのですが、なにしろ胃もたれが酷すぎてその気にならず。
嗚呼……。
テンションがどんどん下がっていく。
そんな状態だったので、映画を観ていても、座席をフルフラットにして寝ていても、どんどん気持ちがネガティブになってしまいました。
せっかく楽しみにしていた現地ツアーに参加できなかったら……。
ホテルで寝ているだけで終わってしまったら……。
もっと悪化して病院に行かねばならなくなったら……。
そんなことばかり考えてしまい、挙句の果てには、
どうして海外ひとり旅なんて計画しちゃったんだろう……。
もう海外旅行はこりごり……。
これが最後の海外旅行になるわ……。
などと、最悪のことばかり頭の中をぐるぐるしてしまっていたのでした。
せっかく楽しみにしていたJAL SKY SUITEも満喫できないどころか、まだ到着してもいないのに旅行計画自体を後悔するだなんて、今までに経験したことのない最悪なテンションになってしまったのでした。
以下の記事につづく。
