50代、55歳で早期退職した私。
先日、四半世紀に渡る波乱万丈な会社員生活お疲れさまでした旅行に行ってきました。

行き先はオーストラリアのメルボルン 。
なぜメルボルンにしたのか、ひとり旅には何を持っていくべきか、などの準備編はこちらのふたつの記事で書きました。


日程は2019年2月21日(木)の夜中に現地に到着して、26日(火)の朝に成田空港に帰着。
観光できたのは実質4日間の短い旅。
これはそのメルボルン旅行記ですが、私も他人様のブログがすごく参考にさせていただいたので、これからメルボルンに旅行に行く方、行こうか迷っている方のお役にたつんではなかろうかということを中心に綴っています。
それもあってちょっと長くなってしまったので、(1)〜(12)パートに分かれています。
気長に、根気よく読んでいただけると幸いです。
最初にちょっとだけネタバレしておくと、始まりは最低最悪のテンション、終わる頃には最高のテンションになった旅でした。
なぜテンションが最低最悪だったのか、そしてそこからどう盛り返していったか。
そこがこの旅行記の最大の読みどころかと存じますです。
興味のある項目だけ読みたい時は以下の旅行記目次からどうぞ。

JALビジネスクラスでメルボルンへ!意気揚々と行く旅行になるはずが……。
胃のむかつきが止まらない。
楽しみにしていた旅行なので、大流行していたインフルエンザにだけはなるまいと10日ほど前から人混みにも出ず、楽しみにしていたイベントに行くのも我慢して万全の準備をしていました。
しかーし。
私、良性の胃潰瘍さんたちと暮らしているのですが、その潰瘍さんたちが出発日の数日前から暴れ出したのか、胃の調子がすこぶる悪くなり、出発前日の午後から何も食べられない状態に。
朝起きても気持ち悪くて、いっそキャンセルしようかと思うくらいでした。
でもいつも2日ほど病人食にすると治るので、がんばって行こうと決意。
愛猫様のご飯とトイレの準備だけは忘れないように済ませ、「お留守番の間はペットシッターさんと仲良くするのよ」と言い聞かせて家を出たのでした。
リムジンバスに乗って成田空港へ。
某ホテル出発のリムジンバスを予約していたのですが、そのホテルに着いてからも気持ち悪い。
1時間以上バスに乗るのに大丈夫かしらと心配していたのですが、なんとか無事に成田空港に到着。
すぐにJALのビジネスクラブ専用のカウンターでチェックインして、予約してあったポケットWifiを受取りに指定された場所へと行きました。
今回借りたのはWi-Ho!のポケットルーター。
価格コムで最安値だったからなのですが、思ったより大きくて重かったことを除けば満足な使い勝手でした。
その後、薬局でビオヘルミンを購入。
幸いお腹をくだしていたわけではなかったのですが、胃薬を飲むとお腹の調子が悪くなる人なので、お守りがわりに連れて行くことにしたのでした。
荷物検査と入国審査。
荷物検査は初めて優先レーンから入ってみました。
残念ながら入口の写真を撮り忘れた……。
荷物検査の優先レーンはファーストクラス、ビジネスクラスのほか、各航空会社の常連資格を持っている人たちが利用できます。
尚、「出国審査」の優先レーンはファーストクラス・チケットを持っている人しか利用できないのでお間違いなく。
今までビジネスクラスやファーストクラスを利用した時は普通のレーンから入っていたのですが、今回はポケットWifiの受取場所から1番近い所に優先レーンがあったので試してみるのにはちょうどよかったのでした。
ただ、2月は閑散期なので、優先のありがたみは殆どなかったかも。
出国審査でも並ぶことなく、あっという間に終了しました。
出発までJALのさくらラウンジへ。
いつもだったら買うつもりもないのにブランドショップを冷やかして歩くのですが、そんな元気もなく指定された98番ゲートに近いJALのさくらラウンジへと直行しました。

下の写真の赤〇のところがこのラウンジです。

ここのラウンジは初めて利用したのですが、出国審査場から1番近いラウンジ(青〇のところ)に比べてかなり狭かったので、もしも広いラウンジでゆったりしたかったら、青〇のラウンジを利用した方がよいかも。
そのかわり時間に余裕をもってラウンジを出なければなりませぬよ。
今回利用した98番ゲートは写真で見てわかるように一番端っこなので、青〇のラウンジからだとかなり歩きます。
私の場合は最低限の飲食しかできないならどこでも一緒だと思っていたので、赤〇のラウンジでも十分でした。
ラウンジでの質素過ぎる食事。
ラウンジに入ったのは9時30分少し前。
遅い朝ごはんとして、美味しいと評判で実際本当に美味しいさくらラウンジ名物のカレーを食べるのを楽しみにしていたのに、ほぼ病人食のようなものしか食べられず。

自分を呪いますよ、ホント。
ラウンジではiPadでこの旅行記の下書きなどを書いていたらあっという間に時間が過ぎたので、搭乗ゲートへと向かいました。

ビジネスクラスの場合、この「優先搭乗」ができるというのが何気に嬉しいのですよね。
わくわく。
いよいよ憧れのJAL SKY SUITEの座席に乗れる!
……と、この時はまだ気持ちに余裕があったのですが……
以下の記事につづく。
