よもやま話

おひとりさま、ヒトリデ族について改めて考えてみた。

先日NHKが、結婚することについて「必ずしも必要はない」と考える人の割合が7割近くに上り、この25年間で最も高くなったという調査結果を発表しました。

2018年1月8日 NHKのニュースより

NHKは国民の意識の変化を探る「日本人の意識」調査を、昭和48年から5年ごとに行っています。
(中略)
この中で、結婚についての考え方を尋ねたところ「必ずしも結婚する必要はない」と答えた人は68%、「人は結婚するのが当たり前だ」と答えた人は27%でした。
「必ずしも必要はない」と答えた人の割合は、この質問を始めた平成5年以降増え続け、今回は前回の調査より5ポイント増加して、これまでで最も高くなりました。
年代別にみますと「必ずしも結婚する必要はない」と答えた人の割合は30代が最も高く88%に上った一方で、最も低いのは70歳以上で、43%でした。
(中略)
日本人の結婚観に詳しい横浜国立大学の江原由美子教授は「結婚したくない人や結婚に否定的な人がすごく増えているということではなく、いい人がいれば結婚するという考え方はまだ大多数だと思う。好きなライフスタイルをそれぞれ自由に選んでいいという考え方が広がった結果ではないか」と話しています。

日本人の結婚感、私が若い頃と比較すると信じられないくらい変わりましたね。

なにせ私、「クリスマスケーキ世代」ですから。

ケーキは24日に食べるのがベスト、25日だとちょっともう古い。

つまり、遅くとも25歳までに結婚するのが当たり前、そうじゃない人は可哀そうな女子という目で見られた時代だったんですよね。

それにしても、結婚が必ずしも必要ではないと考える人の割合が、30代で88%もいるというのも驚きですが、70歳以上でも43%もいるというのは、結婚したことを後悔している人が多いということ??(毒舌)

今回は、このニュースを受けて、ブログのタイトルにもなっている「ひとりで生きていくということ」「おひとりさまということ」「ひとり暮らしということ」について改めて考えてみたという話です。

結婚は必要だと思っていなくても、おひとりさまをテーマにしたお店や雑誌やサービスなどが増えていても、まだまだ「ひとり=孤独」「ひとり=寂しい」「ひとり=かわいそう」というイメージが強いような気がしています。

はたして本当にそうなのでしょうか??

ひとりで生きていくという選択に後悔は1ミクロンも無い。

自分自身のこと。

普通に結婚して、子どももいて、家族仲良く幸せに暮らしている人からしたら、私のようにひとりでずっと生きている人のことを、「結婚できなかった人」「孤独で可哀そうな人」と見えることでしょう。

でも私、家族で暮らしている人のことを幸せそうだと思うことは当然あるけれど、うらやましいとか、私もそうなりたかったということは一切思っていません。

そりゃもちろん、若い頃は自分もいつかは結婚して、子どもも産んで……って思ってました。

でもそれ、「結婚したい」ではなく、「結婚って誰もがするものだから自分もいつかするんだろう」ってなんとなく思っていただけでした。

結婚しようと思えばできたタイミングも何度かありましたけど、結局その方向にも進みませんでした。

もしあの時に結婚していたら、あの憧れの人と仕事することもなかった、あんな経験もできなかった、あの人と友だちになることもなかった、といったことがたくさん思い当たる波乱万丈な仕事人生(ちょっと大袈裟)を送ってきたので、本当に結婚しなくてよかったって思いますしね。

単に結果オーライだったってだけのことかも知れませんが。

また、アイツは性格が悪いから結婚できない、見かけが悪いから結婚できない、変な奴だから結婚できない、なんてことも聞いたりしますが、犯罪者だって痴漢する人だって結婚している人は多いし、見かけなんて気にしない人なんていっぱいいるし、私が超絶性格が悪いと思った人でも結婚しているし、これについてもあまり説得力がある話だとは思えません。

自分自身をふりかえってみれば、

ひとりで生きていた方が自由気ままで楽しい。

ひとりで寂しいという感情よりも、ひとりが楽しいという感覚の方が勝っていた。

ってことなんですよね。

自らひとりでいることを選択したヒトリデ族は「孤独」ではない。

とは言え、ひきこもって誰とも会わないとか、友だちがひとりもいない本物の孤独な人は、また別の話。それはちょっとまたヒトリデ族とは違う部族の話。

私は友人たちや、パートナーを持つことは大切なことだとは思っているので、当然ながら誰かと一緒に過ごしたり、遊んだりすることも必要不可欠。

誰かと一緒の時間と、ひとりで過ごす時間は全く別物。

我々ヒトリデ族は、それぞれに違う幸せを感じることができる部族なのです。

「孤独」の意味(小学館・デジタル大辞泉より)

  1. 仲間や身寄りがなく、ひとりぼっちであること。思うことを語ったり、心を通い合わせたりする人が一人もなく寂しいこと。また、そのさま。「孤独な生活」「天涯孤独」
  2. みなしごと、年老いて子のない独り者。

おひとりさま、ヒトリデ族は「心を通い合わせたりする人が一人もない」わけじゃないので、孤独ではありません。

ひとりでいることが自分にとって一番自然で、自由に生きていくことができるからこそ、自ら選択した生き方なのです。

だから、おひとりさまだから寂しいだなんて決めつけて欲しくない。

……と、これからおひとりさまデビューしようとしている人たちのためにも、思うのであります。

堂々とおひとりさまを楽しもう。ヒトリデ族でいよう。

実は、とあるおひとりさま向け雑誌のAmazonレビューを読んだことも、この記事を書こうと思いたったきっかけでした。

おひとりさまをあたりまえに楽しんでいる人たちの「目新しい情報は載っていなかった」というなかなか厳しいレビューが、ちょっと面白かったのです。

これ、明らかに世間にはおひとりさまを謳歌している人たちが増殖しているということなのだと思います。

誰かと一緒に何かを楽しむのと同じくらい、ひとりでもいろいろなことを楽しめる人が増えていることなのだと思います。

だから、ひとりだからと変に卑屈になったり、ひきこもったりせずに、毎日楽しく暮らして欲しい。

……と、「おひとりさま生活を楽しんでいる歴」が長い私は思うのでありました。

これ、文字通りの老婆心ですけどね。

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