今回は、おひとりさまご飯におススメのお店「日本橋 天ぷらめし金子半之助」をご紹介。
おひとりさまだと入りにくいお店、食べたいのに食べられないモノって結構あると思うのですが、揚げたての天ぷらもそのひとつではないかと思います。

でもこの「日本橋 天ぷらめし金子半之助」、おひとりさま客を狙っているんじゃないか?って思うくらい、とっても入りやすくて、且つリーズナブル。
1度行ってとても気に入ったので、先日再訪してきました。
「日本橋 天ぷらめし金子半之助」はおひとりさまご飯に適した条件が揃ってる!
お店の概要。
「金子半之助」はもともと天丼のお店で、国内はもとよりアメリカや中国など海外展開も果たしている人気店。
ただ、今回ご紹介する「天ぷらめし」を扱っているのは、現時点では日本橋本店とアークヒルズ店の2店舗だけのようです。
私が行ったのはアークヒルズ店。

- ホームページ:http://kaneko-hannosuke.com/
- 所在地:東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル3階
メニューはとてもシンプルで、以下のレギュラーメニューと、季節のメニューがあるだけ。
しかも昼も夜も同じメニュー、同じ値段です。

店内の特徴。
座席はすべてカウンター席。

写真ではわかりにくいですが、清潔感だけではなくちょっと高級感もあるカウンター席になっています。
その店構えからはちょっと違和感があるのが、最初に自販機で食券を買うという方式だということ。

写真↑左に貼ってあるのが季節限定メニュー。
席に座ると、まずは黒豆茶と大根おろしたっぷりの天つゆを出してくれます。

黒豆茶を出すお店って珍しいと思うのですが、私は大好きなのでとってもありがたい!
大根おろしも大好物なので、このてんこ盛りは嬉しいのですが、私は天ぷらは塩で食べる派。
残ってしまうのがもったいないので、崩さないようにして大根おろしだけ食べちゃいました。
更に嬉しいのが、卓上に置いてある食べ放題3点セット↓

ご飯に乗っけて食べてもよし、そのまま食べてもよし。
私はイカの塩辛はちょっと苦手なのですが、この「いか柚子」は生臭さがなくさっぱりしているからすごく好き♪
美味しい天ぷらめし。
しばらく待っていると、ご飯とアサリのお味噌汁が運ばれ、続いて天ぷらの第一弾(エビ、イカのかき揚げ、鶏むね肉のしそ巻き、舞茸)を目の前の金網に乗せてくれました。

お味噌汁無しにもできるのですが、アサリが結構たくさん入っていて美味しいので付けることをおススメ。
ご飯は私は小盛を頼んだのでこんなに少ないのですが、普通にたっぷりよそってくれます。
なお、100円追加すると大盛にもできますが、マンガに出てくるような笑っちゃうような大盛。
特に女性だとちょっと恥ずかしいと思うので要注意です。(食べログで探せば写真を見ることができます)
そして残り半分の天ぷら(キス、ナス、ししとう、玉子)も運ばれてきました。

写真↑右上のレンゲの上に乗っているのは玉子の天ぷら。
初めてこれを食べた時にすごーーく美味しくて、これをもう一度食べたくて再訪したと言っても過言ではないほど。
どうやって食べるかというと……

ご飯の上に乗っけて、黄身を割り、お醤油と山椒をかけて食べるのです。
とろーりとした黄身と天ぷら状の白身に山椒がピリリときいて、めちゃうまなのでございます。
もちろん熱々の天ぷらも美味!
高級店の天ぷらを食べ慣れているような人にとっては、ひょっとしたらいちゃもん付けたくなる点もあるののかも知れませんが、そんなお店には殆ど行ったことがない私は十分満足。
ひとつ難点があるとしたら、具材の種類が少ないことと、全体の量がちょっと少ないということ。
量が足りないことについては、追加注文で解決できます。
おひとりさまご飯に適している理由。
私は両日ともに土日のちょっと遅めのランチタイムに行ったため空いていましたが、平日はアークヒルズで働いている人たちで混み合っている模様。
そんな立地なので、おひとりさま率も高いと思われます。
だから気兼ねなくひとりで訪問もできるわけなのですが、特に以下の点がおひとりさまご飯に適したお店だと言えます。
店構えと雰囲気
全席カウンターなので、そもそも大人数での来店には向いていません。
だからひとりでいても居心地の悪さをあまり感じませんし、お店の雰囲気がよいので女性でも気軽に入ることができます。
先に書いたように食券購入方式というのがちょっと意外なのですが、気軽に利用できる感じにさせてくれるので、これまたありがたかったりします。
リーズナブル
1番スタンダードな天ぷらめしは税込1,180円。
お味噌汁抜きだと980円。
揚げたての天ぷらをこの値段で食べられるのですから、かなりリーズナブルかと。
私は飲食店の専門家ではありませんが、以下の工夫をすることによってこの値段を実現していると思われます。
- カウンター席や食券方式にすることによって、必要人員を最小限に抑えている。
- 天ぷら具材の種類を少なくすることによって、仕入れコストを抑えている。
夜も同じメニュー
このお店、ちょっとびっくりなのですが、ファストフード店のようにお昼から夜まで終日営業しています。
メニューも終日同じなので、おひとりさま夕ご飯のために気軽に入ることができます。
もしもこんなお店が職場の近くにあったら、夕ご飯を食べてから帰るなんてことをしょっちゅうしてしまいそう。
お酒を頼まなくてもいい
夕飯タイムだとお酒を頼まないと居づらいお店が多くて、ひとりで入ることができるお店が限られてしまうのですが、このお店ならその心配も不要。
これ、下戸の私にはすごくありがたいポイントなのです。
まとめ。
ちょっとオシャレな雰囲気もあるカウンター席で、気軽に揚げたての天ぷらを食べる。
こんなささやかな贅沢気分を味わえるお店は、本当にありがたい存在なのであります。
更に言えば、私のブログは「おひとりさま,串カツ田中」の検索で訪問してくださる方がすごく多いのですが、大衆的な雰囲気の「串カツ田中」より、「日本橋 天ぷらめし金子半之助」の方がおひとりさまでもだんぜん入りやすいし、飲物を頼まなくていいので安く済みます。

ただ、「串カツ田中」に比べて店舗数が少な過ぎるので、是非どうぞ!とも言いにくいのですけどね。
今後ますますヒトリデ族が増えるわけなので、天ぷらに限らず、こうしたおひとりさまでも入りやすいお店が、もっともっと増えて欲しいのであります。

おひとりさまご飯が苦手な人にも「日本橋 天ぷらめし金子半之助」はおススメできるということで、難易度は最低の星ひとつにしてみました↓
ヒトリデご飯 難易度

