50代、55歳で早期退職してから半年。
「通勤」という毎日のルーティンと無縁な生活になってから半年が経ったわけですが、実は先日、短期アルバイトのため、久しぶりに会社に出社して、終日仕事をしました。
バイトなのでそんなにたいしたことをしたわけでもないのに、すごく疲れてその夜はぐったり。
改めて会社員って大変だな……と思ったのでした。
でもその反対に、「楽しいこともたくさんあるよね」と改めて気づいたこともありました。
けっして「社畜」なんかじゃないと思うのでありますよ。
会社員は「社畜」なんかじゃない。会社員ならではの楽しさがいっぱいある!
知らない間に溜まっているストレスがいっぱいある。
久しぶりに終日仕事をしてみて、やはり会社員として働くのって大変だと思いました。
仕事自体のストレスはもちろん、ほかのストレス要因もたくさんある……。
①人混みストレス
会社員は毎日毎日、何年も何年も、決められた時間に会社に出社せねばなりません。
それはすなわち、毎日会社の行き帰りに「人混みにさらされる」ということ。
毎日のことなので、それは「当然のルーティン」として許容していたわけなのですが、久しぶりにその状態に置かれてみたら、本当に疲れた……。
毎日毎日、「休日の竹下通りを歩く」ようなものなので、そりゃ疲れますわな。
たまに、疲れ切ったサラリーマンが、見るからにどこかで元気に遊んできたばかりのご老人に席を譲るべきかどうかという話を目にしますが、私はぜったいに「疲れ切ったサラリーマンに座らせてあげて」派。
終日いろいろなストレスを感じながら仕事をすると、いくら若い人でも心身共にクタクタになるのですから、席を譲らなくっても許してあげて欲しいのですよ。
もちろん、本当に立っているのが辛そうとか危なそうなご老人は別ですけど。
②「人当たり」によるストレス
今回は、よく知っている人たちとの、よく知っている仕事だったし、何か意見が合わなくてもめたとか、誰かから嫌なことを言われたといったことは全くありませんでした。
それでも帰宅してからぐったり。
それは、「たくさんの人と接する」だけでも疲れって感じるということなんだと思います。
人が発しているパワーに久々に触れたことにより、「人当たり」を起こしたのでしょう。
会社員には楽しいこともたくさんある。
逆に、「人当たり」しながらもいろいろな人たちと話をしながら仕事をするのは「すごく楽しいことだ」ということも改めて実感しました。
「チームワーク」で仕事をするということは、苦しさや楽しさが共有できるということ。
これ、会社員ならではの醍醐味のひとつ。
ネット上に「社畜」という会社員を揶揄する言葉がありますが、会社のために働くということは、結果的には自分を成長させることになるし、チームワークを高めることができた喜びを感じるためでもあるので、私は「会社に飼われている」「会社の奴隷」などという意識で仕事をしたことはありませんでした。
自分のことを「社畜」だなんて卑下するくらいなら、「自分の成長のために会社を利用する」という意識で仕事をした方が楽しいのに……。
まとめ。
たった7日間バイトしただけなのに、とにかく疲れました。
でもやっぱり仕事って楽しい!
お金ももらえるしね。
自分の成長にも繋がるしね。
今後も何か良いお仕事の話があれば、積極的にチャレンジしていきたいと思っているのでありました。

