50代、55歳で会社を早期退職して現在57歳の私。
ブログを始めたのは退職する約2か月前の2018年9月。
現時点(2020年7月まで)の間に、4回「取材させて欲しい」とのご依頼をいただきました。
取材内容はいろいろ。
いろいろなメディアからのご依頼。
でも、これがとっても悩ましい問題。
オリンピック・パラリンピックボランティア関連で取材依頼を受けた際には、TOKYO2020 Field Cast運営事務局に問い合わせもしました。

個人が取材を受けることのメリットとデメリット。天秤にかけるのは難しい。
Contents
これまでにご連絡をいただいた依頼内容。
これまでにご連絡をいただいた4件の取材依頼内容は以下。
依頼その1)早期退職について。
ご依頼元は、某大手動画配信メディアのニュース番組。
早期退職に関するご依頼だったのですが、あまりにも急だということと、内容的に私はちょっと対象外かな?と思ったのがその理由。
詳しくは以下に書きました↓

依頼その2)あんかけスパゲティについて。
ご依頼元は、某大手新聞社。
私が以前に書いた名古屋人のソウルフード「あんかけスパゲティ」に関する記事をご覧になっての依頼でした。

このご依頼に関しては、大大大大好物について多くの方々に知っていただけるならと、お受けする気まんまんでした、
でも、ご依頼内容は、
「かなりの頻度であんかけスパゲティを食べている人を紹介して欲しい」
というもの。
私は名古屋に帰省した時だけしか食べていないので、前年ながら取材対象にはならないということでした……。
残念無念。
受ける気になった時に限って、先方から断られるとは……。
でも、とても丁寧なご依頼でしたし、ネットで読んだ実際に掲載された記事は面白かったので、ちょっと楽しい体験となりました。
依頼その3)オリンピックボランティアについて①
ご依頼元は、某公共放送の私もたまに見ているニュース番組。
オリンピックボランティアについて、「取材するかどうか検討するための電話取材」に協力して欲しいという依頼でした。
なんだかあまりにもボヤっとしたご依頼だったので、「ボランティア事務局を通して欲しい」とやんわりとお断りしたのですが、その後なんのご連絡もなく……。
ちょうどその頃、コロナウイルス問題が大きくなり始めたので、それどころではなくなったのかも??
でも、依頼してきたのはそっちなんだから、ひと言「わかりました」くらいの返事は送って来ーい!
他のご依頼は、お断りした後にも丁重な返信があったぞー!
依頼その4)オリンピックボランティアについて②
ご依頼元は、某大手ニュース配信会社。
ボランティア内定者に、対面で取材をしたいという依頼でした。
結局お断りしたのです、これが1番迷いました……。
正直、私が受けるメリットはゼロ。
逆に、「オリンピックどころではない」という昨今の風潮の中で、きちんとしたことを語れる自信は無いし、実名が出てしまうので誰かに批判されたりしたらコワイな、と思ってしまったのです。
でも、すごくすごく丁寧で真摯な感じの記者さんだったので、「この人のためなら受けてもいいかな」と、すごーく悩んでしまったのでした。
番外編。
某ニュース番組から、私がTwitterにあげた某商品の写真を使わせて欲しいという依頼が来たこともあります。
アカウント名を伏せて使用するならOKですよ、と返してオンエアを見たのですが、使われていませんでした。
取材や写真・動画の使用を依頼されてもボツになることはすごーく多いので、楽しみにしているとがっかりしてしまいます。
どうせボツだろうなーくらいに思っておいた方がよいですよ。
受けるか否か悩む理由。
取材依頼が来た際に悩む理由はいくつかあります。
広報担当時代の痛い経験。
10年の広報経験時代、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、webメディアなど、様々な媒体の取材対応をしました。
もちろんすごーーくありがたい取り上げ方をされた方が圧倒的に多いのですが、たまにがっかりするようなこともありました。
その殆どは、以下の理由によるもの。
- ポジティブな取り上げ方をすると言っていたのに、ネガティブな内容で放送・掲載された。
- 発言がばっさり切り取られて、伝えようとした内容と全く違う内容で放送・掲載された。
1時間取材を受けても掲載されるのは数行だけ、ということも多いので、「え?そこ使う?」みたいなことはしょっちゅうありました。
企業ではなく個人への依頼だということ。
企業の広報の場合は、取材を受ける義務がありますし、放送・掲載された内容にも責任を負うことになります。
でも、個人、しかも仕事とはまったく関係の無いことで、取材を受けなければならないという義務や責任はありません。
特に、ネガティブな取材や、リスクを負う可能性のある取材を受ける必要は無し。
だからこそ余計に、受けるか否か悩んでしまうのです。
メリットって何?
何かの宣伝をしたい、例えば私の場合だったらこのブログの宣伝になるような取材であれば大歓迎です。
でも、それ以外のメリットって、見つけるのが難しかったりします。
新聞に名前が載るなんて嬉しい!
テレビに出てみたい!
……等々と思える人ならば、メリットがあると言えますけれどね。
先に書いた、
あんかけパスタの美味しさを全国の人に知って欲しい!
というのもメリットだと言えます。
取材を受けることで「誰かのためになる」「何かの参考になる」というのも大きなメリットですね。
ちなみに、ギャラがもらえる取材はほぼありません。
もらえるとしても、その放送局のグッズくらいです。
ネット時代のデメリット(リスク)。
最近は新聞、雑誌記事はもちろん、テレビで放送された内容がネットニュースになることも少なくありません。
それだけならともかく、例えばYahoo!ニュースに取り上げられた場合、記事の下のコメント欄(通称ヤフコメ)に、あーだこーだ批判的なことを書かれてしまうリスクがあります。
結構コレ、凹むんですよ。
エゴサーチして凹む芸能人の気持ちがよくわかるのですよ。
ヤフコメに悪態ばかり書いているヒマ人の気持ちなんて全く理解できないので、気にしなければいいだけなのですけれどね。

まとめ。
いろいろ書いてしまいましたけれども、明るいニュースや記事で紹介されるのは、嬉しいことでもあります。
なのでオリパラボランティアに関しても、コロナ禍が収束して、世間が「いよいよオリンピックだー!」という明るいムードになったアカツキには、喜んで取材のご協力をさせていただくと思います。

取材・・・・・悩ましいですよね~。
某公共放送の誰もが知っているような番組の取材を受けた際は、3回もお会いしていろいろな話をし、たくさん時間を割き、資料も提出し、大事な取引先にも協力をお願いしてカメラクルーも入って…しかし、1週間前にボツになったと連絡があり、がっくり。実際の放送を見たら、私の話をそのまま女優さんがしゃべっていました…。
しかたないけど、そのときはなんかモヤモヤしました。
かつて取材してもらうためのPR活動を仕掛ける仕事をしてきた私は、どうやって取材してもらおうかと一生懸命頭をひねっていたものですが、仕掛けたわけじゃないときはモヤモヤするものですね。
秘密のあっこちゃん様
うーん。
それはちょっと酷いですね。
緊急ニュースでボツになったのならともかく、それだけ協力して全く使われないどころか女優さんに喋らせるとは。
私だったら猛烈抗議したかも。
私も広報担当だった時は取り上げていただくのに必死でしたが、個人としてはメリットより確実にデメリットの方が多いですからね。
ブログの宣伝だったら喜んで協力するんですけれどねーww