このブログでは、以前も書いたように、シニアこそインターネットに親しむべき、ということを謳っていきたいと思っているわけなのですが、今回は、シニアが使いこなせるようになるべきインターネットの「3つの術」について書いてみます。
毎度のことながら、ネットを使っていないシニアはこのブログにはたどり着かない、せっかく書いても読んでくれないというジレンマはあるわけなのですが……。
だから、「そんなあたりまえのこと書くなよ」とは、どうか思わないでください。
既にわかっている方々に向けて書いているわけではないのですから。
シニア世代でスマホやPCを持っている人でも、LINEやメールやニュースを見たり、写真を保存するくらいしか活用していないという人も、意外に多いというのが私が実感していることです。
そういった人をそばで見ていると、「そんなことくらいネットで調べればいいじゃない?」「ネットで買えばいいじゃない?」って思うこと、結構あるんですよね。
だから、これを読んだらせめて自分の親には、以下に書く最低限の術くらいは伝授しておいていただきたいわけなのです。
プリントして渡しておいて欲しいくらいなのです。
シニアが知っておくべきインターネット3つの術とは?
Contents
術1)ネット検索すれば殆どの悩みや問題は解決?!
知りたいこと、困ったことがあったら、Google、Yahoo!、safariなどなんでもいいので、自分のスマホやPCで使っているブラウザの検索画面にキーワードを入れて調べれば、たいがいの答えは出てきます。
例1)風呂場天井の照明スイッチが壊れた。近所に修理を頼める電気屋さんが無い。
検索画面に「電気 スイッチ 故障 修理 依頼」と入れれば、ネットで依頼できる業者さんがわんさか出てきます。東京、名古屋など済んでいる地域のワードを追加すれば、自分の家まで来てくれる業者さんを絞ることもできますよ。

例2)休日に高熱が出たので病院に行きたい。でもどこへ行けばいいかわからない。
以下は東京都千代田区に住んでいる人の例。私は祝日にインフルエンザを疑う高熱が出た時、こうやって検索して病院を探し、タクシーで行きました。

例3)iPhoneの電源が急に落ちたので原因と対処法を知りたい。
スマホやPCで使い方がわからない時って本当に困りますよね。でも、図解付きで懇切丁寧に対処法を教えてくれるサイトがあちこちにあるので、簡単なことであれば自分だけで解決できることも多いのです。

以上のように、検索を駆使することさえできれば、ひとり暮らしで困ることも激減。
但し、ネット情報には誤りも多いので、例えば病気のこと、法律のことなどの専門的な情報については、きちんとしたその道のプロのサイトを参照するか、リアルに相談に行くようにしてくださいね。
術2)ネットショップはどんどん利用すべき!
Amazon、楽天などに代表されるネットストアは、シニアこそ利用すべきなのに、これまた使っていない人が私の周りにも意外に多いんです。
使った方が以下のようなたくさんのメリットがあるのに……。
- 最安値のお店を探して買った方が断然お得。
- 重いものを持って帰らなくて済む。
- わざわざ遠くまで行かなくて済む。
もうひとつ、ネットショップ、特にネットスーパーを普段から利用しておいた方がよい理由があります。
それは、
急な病気やケガで外に出られなくなった時に便利だから。
実はこれについては、私にも痛い思い出が…。
以前、本格的なぎっくり腰をやってしまったことがあるのですが、あまりの痛みにトイレにすら行くことが辛かった時、ネットスーパーがどれだけありがたいかということを思い知ったのです。

普段から使い慣れていれば、こうした緊急事態にも慌てることがないので、年に1~2度でもいいので利用しておくことを強く強くおすすめします。
今は家族に車でスーパーまで連れていってくれるから大丈夫と思っていても、誰でもひとりになる可能性はあるのですよ。
ヒトリデ族になってからでは遅いので、早めにネットショッピング慣れしておくべきだと思います。
術3)インターネットバンキングは利用価値大!
歳を重ねれば重ねるほど、自分の資産管理をすることはとても大切なことになっていくので、定期的に預貯金残高を確認することが必要です。
でも、残高確認のためにわざわざ銀行まで行くのは本当に大変。
また、振込のために遠い銀行まで行って、並んで順番待ちをするなんて面倒なことをうちの母親もやっていますが、ネットバンキングをしていればそんな無駄なことは一切不要になります。
思いついた時にチョチョイと操作するだけなのに、わざわざ店頭に行くだなんて本当に時間の無駄。
更に、ネットバンキングだと預貯金額や利用状況に応じて、振込手数料が無料になる銀行が殆どなので(回数制限はあり)、使わない理由は何もありません。
銀行窓口に行けば丁寧に手続きを案内してくれるはずなので、ぜひ相談してみてください。
以上が、シニアが覚えておくべき最低限の3つの術でした。
全部は無理でも、術1だけでも駆使できるようになれば、様々な応用もできます。
例えば、旅行の予約をする際にベストプライスの比較ができたり、何かの工事の依頼をする場合に相見積もりをとることができたり……などなど。
たまに芸能人が「ガラケーしか使わない」「インターネットなんて見ない」とかバカなことを言っているのを耳にしますが、あれは何でもマネージャーさんがやってくれるから困っていないだけ。
一般人が同調したらダメですよ。
今の世の中、ひとりで生きていくには、ひとりで楽しく安心に老後を暮らすためには、インターネットは不可欠。
できれば、以前書いたようにSNSの活用にもチャレンジしてもらいたいところですが、まずはこの3つの術を身につけてもらいたいものです。
……と、自分の親や、周りのインターネットが不得手な皆さんに是非伝えてあげてくださいね。
次回またギックリ腰になったらぜったい使おうと思っているのはAmazonのネットスーパー。
いやいや、何言ってるんだろう、私。
次回があっちゃゼッタイに嫌なのに!あんな大変な思いはもう二度と嫌!
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