以前にも書いたように久々の海外ひとり旅に向けていろいろ準備中。

ちまちま貯めたマイルのおかげでビジネスクラスで行けるし、やっと憧れのJAL SKY SUITEに乗れるので、飛行機好きとしてもワクワクしているのでございます。
貧乏人庶民のささやかな贅沢ってやつですよ。

とは言え、やっぱり久々の海外ひとり旅ということでドキドキも止まりません。
私の場合はそのドキドキを少しでも減らすため、安心材料となるようなものをいろいろと用意して持っていったり、事前に調べておいたりするのであります。
そんなわけで今回は、実際に私が海外ひとり旅に必ず持っていくもの、あらかじめ調べておくことについて書いてみました。
尚、パスポートや航空チケットなど、あまりにも当たり前のものは省いています。
おひとりさま海外旅行は備え過ぎておけば患いなし⁈
Contents
必ず持っていくもの。
以下は実際には使わないことの方が多いのですが、心配性の私にとっては持っているだけで安心できるというお守り代わりにもなっているものたちです。
①カード付帯サービスの連絡先一覧。
旅先で急病になったり、物を壊したりといった不測の事態が起きた時、保険のサービスはとても役立ちます。
都度加入の海外旅行保険もありますが、私の場合はいつも使っているJAL CLUB-Aカードの保険がわりと手厚いので、追加では加入していません。
なのでJAL海外保険の各サービス窓口の電話番号が記載されたパンフレットを必ず持っていきます。
ネットで調べることもできますが、いざという時にはそんな余裕がないかも知れないと思うと、持っていた方が安心。
②ホテル予約の証拠書類。
ホテルに着いたはいいけれど、フロントで予約が無いとか言われたら困ったことになってしまいます。
ひとり旅だといきなり不安のどん底にたたき落されます。
そんなことが無いように、予約完了のメールは必ずパスポートと一緒に持っていきます。
今回行くメルボルンは飛行機が夜中に到着するので、「この客来ないわね」と勘違いされて予約キャンセルされないよう、ホテルと以下のやり取りをしておきました。
私が送ったメール↓
Dear Sirs,
My name is RIE HAYASHI.
I have booked a room at your hotel from ×× – ××(日付) through Hotels.com.
I want to let you know that I will have a late check in due to the flight schedule.
I should be able to arrive at your hotel around 12AM.
Please reply to this email as your confirmation.
Kind regards,
RIE HAYASHI
ホテルからの返信↓
Hi Rie Hayashi,
Thank you for letting us know. It is not a problem if you come to the hotel at that time, we have a 24 hour reception who will be able to check you in.
Kind Regards,
Front Desk
×× Hotel
万が一予約されていなかったら、フロントでこのメールを見せるのであります。
私は今まで一度もそんなことはありませんでしたが、とある知人は予約されていなかった経験があると言ってたので油断はできませぬ。
③薬いろいろ。
ひとり旅の時は、お守り代わりにいつもよりもいろいろな薬を持っていきます。
乗り物酔い薬、胃薬、下痢薬、頭痛薬、ばんそうこう、湿布薬などなど。
長い間飛行機に乗っていると腰が痛くなったりする場合があるので、湿布薬は必需品。
また、毎日飲まねばならない持病の薬は手荷物に入れておかないとダメです。
万が一にもロストバゲージの目にあうと、スーツケースが戻ってくるまで薬が飲めなくなるからです。
④地図コピー一式。
もちろんスマホのGoogleマップも利用するのですが、私のような方向音痴は紙の地図も持っていると更に安心。
誰かと一緒だと道に迷うのも楽しかったりするのですが、ひとり旅だと不安になっちゃうのですよ。
でも、今回行くメルボルンではトラムで移動することが多くなりそうなのですが、Googleマップで調べれば、何番のトラムに乗ればいいかとか、途中の駅名が表示されたりするので紙の地図より活躍しそう。
ポケットWifiのレンタルを申し込んでおいてよかったわ。
⑤付箋を貼ったガイドブック。
ひとり旅だと相談する相手がいないので、わからないことがあっても焦らないようガイドブックにあらかじめ付箋を貼っておきます。
例えば、入国カードの書き方とか、行きたい観光地までの交通手段とか、現地の電車の乗り方のページなどなど。
⑥腹持ちのするお菓子。
ひとり旅で一番困るのはご飯を食べる場所。
どうしてもお店がみつけられなくてご飯を食べそこなうこともあったりします。
そんな時のために、私はおせんべいとかクッキーなどを持っていきます。
現地で買ってもいいのですが、無性にお醤油系のものが食べたくなることがあるので、おせんべいは必需品。
尚、オーストラリアに入国する際は、お菓子や薬を持っている場合は申告が必要です。
以前シドニーに行った時はそれを知らなかったのでちょっと焦ったのですが、簡単な質問に答えるだけですぐに通してもらえました。
⑦文庫本など暇つぶしグッズ。
飛行機を待つ間はもちろん、ホテルでも結構ヒマな時間があります。
ひとりで時間を潰せるよう、これまでは文庫本を必ず持っていくようにしていましたが、今回の旅行ではiPadにダウンロードした本を読むつもり。
あらかじめ調べておくこと。
現地でひとりでオロオロしないよう、必ず必要になるであろうことはあらかじめ調べておきます。
①ホテルまでの行き方。
どの国でも空港から街中まではいろいろな行き方があるので、到着してすぐにホテルに向かえるよう、あらかじめ調べておきます。
②現地交通の利用方法。(特に違法行為になること)
基本的な利用方法を調べておくことも必要ですが、うっかり利用方法を間違えると違法行為になって罰金を取られる場合があるので、そこは要チェック。
例えばメルボルンの場合、無料でトラムに乗れる区域があるのですが、うっかりその区域からはみ出して乗っていると罰金をとられてしまいます。
各国・各街のそういったルールは事前にしっかり確認しておくことが必要です。
③レストランでの支払い方法。
例えば勝手に座席に座っていいのかとか、支払う場所やチップをどうするかなど、国によって微妙に違います。
旅慣れた人を装うためにも、このあたりのこともあらかじめ調べておくと安心。
ちなみにチップについては、必要のない国のガイドブックにも「払うべき」と書いてあることが多い印象があります。
イタリアのガイドブックにも「チップが必要」と書いてあったりするのですが、知り合いのイタリア人は「イタリアでチップ払うなんてバカじゃないの~」と言ってましたよ。
④クレジットカードの普及度合い。
なるべくクレジットカードを使った方が両替より手数料分がお得になるわけなのですが、現金払いしかできないお店が多い国だと、少し多めに両替えしておく必要があります。
だから事前に調べておくというわけ。
フィンランドに行った時は、屋台などどんな小さなお店でもクレジットカードが使えてびっくりしたっけな。
⑤必ず使う英会話。
私は英語が苦手なので、お店で使うような会話はあらかじめ調べておきます。
以前シドニーで、お店に入ると必ず、
How are you?
と言われてちょっとまごまごしてしまいました。
日本の英語教育ではこう言われたら、
I’m fine thank you, and you?
って言えって教えられますけど、初対面のお店の人に、
「あなたも元気?」
って聞くの変じゃない?って思っちゃったのです。
調べてみたら、
Good! Thank you.
くらいに答えておくのがスマートらしいんですけどね。
常連のお店であれば、
And you?
を言ってもOKですよ。
⑥犯罪系情報。
オーストラリアは治安がいいのであまり犯罪系の情報はありませんが、何度も行ったことがあるイタリアはスリ、詐欺、押し売りなどなど、そんな情報だらけ。
知らないとぼったくりにあってしまったりします。
実は私も1度だけ経験があるのですが……。
今思い出しても悔しい!
そういう情報はよく読んでおいて、未然に防ぐようにしなければなりません。
ローマの空港で「地球の歩き方」に人相などが詳しく書かれていたマフィア系ぼったくり白タクの運転手を見かけて「ホントにいるじゃんっ!こわ〜い!」とビックリしたこともありました。
まとめ。
いろいろ備えておいても珍道中になりがちな「おひとり様海外旅行」。
それはそれでよい思い出にはなるのですが、トラブルだけには巻き込まれないように気をつけねばなりません。
急病で病院に行ったらとんでもない金額を払うことになったなんて話もよく聞きますので、最低でも旅行保険に入ることだけはお忘れなく!