早期退職後の大切な手続きのひとつ、失業保険(雇用保険)の受給資格を得るため、失業保険(雇用保険)受給申請、職業講習会、雇用保険説明会、初回失業認定手続き+1回目の求職活動は既に終えました。
50代、55歳で会社を辞めるまで4回も転職をしましたが、なにせ失業保険給付を受けるのは初めて。
いちいち「ほほー」と思うことばかり。
今回は失業保険を受給するために必要な求職活動をしにハローワークまで行ってきたのですが、窓口で「職業相談」をしたところ滞在時間5分もかからずあっという間に終了。
そのあっという間の手続きを、2回目の「求職活動」として認めていただきました。
ハローワークの窓口で現況説明=求職活動になる場合がある。
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求職活動って?
失業保険の主旨は、
失業してから再び仕事に就くまでの生活を助けてあげるよ。
というもの。
「再び仕事に就くまで」ということが前提なので、「ちゃんと仕事を探している人」「まじめに働く気がある人」にしか失業保険は給付してもらえません。
この「ちゃんと仕事を探している」ことを「求職活動」と言います。
所定の「求職活動」をしていることをハローワークで認定してもらわないと、失業保険は受給できないのです。
尚、まじめに働く気はあっても、個人事業主(フリーランス)になる人や、起業する人は給付の対象外になります。
「求職活動」をしていると認められるためには。
求職活動として認められるものにはいくつかあります。
- 求人への応募。
- ハローワーク、許可・届出のある民間事業者、公的機関等が実施する求職申込、職業相談、職業紹介等。
- 再就職のための国家試験、検定等の資格試験受給。
詳細は説明会等できちんと説明してくれますし、ハローワークに問い合わせれば丁寧に説明してくれますよ。

「求職活動」と認められる活動は、失業保険を受給している間、かなり頻繁に行わなければなりません。
私のように自己都合退職した場合は、1回目の失業認定~2回目の失業認定まで2か月あるので、その間に2回。
以降は1か月ごとにハローワークに行って失業認定をしてもらうことになりますが、その1か月の間に2回の求職活動をすることが必要になります。
え??1か月に2回も??
……と思ったのですが、心配するほどのことはありませんでした。
自力で仕事を探している人は「職業相談」でOK。
私は自力で仕事を探そうとしています。
「自力で仕事を探す」とは、雑誌やネットで一般の求人を探して応募するとか、知人などからの紹介で仕事を探すといったことを意味しています。
そんな方も多いのではないかと思うのですが、その場合はハローワークの窓口で「職業相談」をすれば「求職活動」をしたとみなしてもらえます。
以下は、私が実際に行なった「求職活動」です。
まずはハローワークの受付へ。
ここで私、「あれ?」と思いました。
パソコンで求人情報を探すことがマストだと思い込んでいたので前回はそうしたのに、相談だけでよかったの??

1分ほど待っただけですぐに私の番号が呼ばれました。
相談窓口で現況を説明。
まずは自分の「雇用保険受給資格者証」を窓口の職員さんに渡します。
実際にはもう少し詳しく自分の現況を説明しましたが、2分ほどで終了。
目の前で「雇用保険受給資格者証」に「職業相談」のハンコを押してくれました。
これで2回目の求職活動が完了したというわけです。
次回は2回目の「失業認定」へ。
私の場合、次回は2回目の「失業認定」をしてもらうためにハローワークに行くことになります。
私は就職が決まるまで最大で120日分の失業保険を受給できる資格を持っているのですが、この2回目の「失業認定」をしていただけると、晴れて初めての給付(13日分)を受けることになります。(給付金の振込は認定から約1週間後)
ハローワークで最初の手続きをしてから約4か月後、やっと最初の給付が受けられるというわけ。

そして2回目以降は1か月ごとに1回の「失業認定」と2回の「求職活動」が必要となります。
失業認定してもらう日に同時に求職活動も行なったとしても、月に2回はハローワークに通うことになります。(失業認定はあらかじめ決められた日に行かねばなりませんが、求職活動はいつ行ってもOK)
なかなか大変ではありますが、3回目の失業認定以降は28日分の給付金をいただけるのですから、本当にありがたいこと。
感謝感謝でございます。
失業保険(雇用保険)はいろいろややこしいので、こちら↓のページに手続き方法や疑問の回答についてまとめています。
