失業保険(雇用保険)を受給するまでの長い道のり。
前回、ハローワークで申請を済ませた時に今後のスケジュールを提示されたわけですが、その第一弾となる「職業講習会」に行ってきました。
遅刻したら受給できなくなるのかな?とか、真面目に聞いていないと怒られちゃったりするのかな?などと、ちょっとドキドキしながら、開場となる15分前ちょうどにハローワークに到着しました。
失業保険受給申請後の「職業講習会」。何するの?行かなきゃダメなの?
当日の流れと内容。
「講習会」なんて名前なので、何かややこしい説明をされるのかな、とも思っていたのですが、今回はあらかじめ予告されていた45分間、ただ説明を聞くだけでした。例えば3時に始まれば、ちょこっと伸びたとしても3時50分には終了します。
説明とは、計画的な就職活動についてとか、職務経歴書作成の手順とか、ハローワークでの求人票の見方、などなど。
すべて、ちゃんと聞いていれば理解できるレベルです。
講習会が終わったら、受給申請の際にもらった「雇用保険受給資格者のしおり」の「職業講習会受講確認欄」にハンコをもらえます。
このハンコがあれば、求職活動実績1回としてカウントされるので、このハンコをもらうためにも「職業講習会」には参加する必要があります。
私が参加した時は、赤ちゃん連れの人もいて、ちょうどその子が大声で泣いていたのですが、職員の方が別の場所に案内してくれたり配慮してくれるので、お子さん連れの方も安心して受講できると思いますよ。
「選り分けする人」から「選り分けられる人」へ。
私はついこの間まで、求職する側ではなく、人事部門の部長として求人する側の人だったので、新卒採用と中途採用(一般公募や転職エージェント会社経由での採用)の両方において、書類選考、面接、役員との最終選考の場を何度も経験。
その際、「この経歴じゃぁダメ」「この人は次の会社に転職するまで何か月も空いているので何かあるよね」「いろいろ経歴が書いてあるけどなんか嘘っぽい」とか、本当に偉そうに「選り分け」していました。
私自身も何度か転職していて、その間に何社も応募しては落とされるという経験をしたのですが、「あの時あんな答え方したけど、そりゃ落とされたわけだわ」といったことを、「選り分け」する側に立ってみて初めて客観的に気づき、「今さらだけど穴があったら入りたい…」と、密かに恥ずかしい気持ちになったりしていました。
そして今回、20年近くぶりに私が「選り分け」される身分になったというわけ。
自分だったら自分を合格とするか?不合格とするか?
・・・などということを、考えてしまいそうですよ。
失業保険(雇用保険)はいろいろややこしいので、こちら↓のページに手続き方法や疑問の回答についてまとめています。
