50代、55歳で早期退職をし、現在失業保険(雇用保険)を受給中の私。
先日、厚生労働省が長年に渡って不適切な統計調査をしていたがために、追加で給付されることになった雇用保険基本手当が振り込まれているのを確認しました。
その額がやたら細かい……。
<後日追記>
2019年12月より、過去に失業保険を受給した方々にも「雇用保険に関する大切なお知らせです」と書かれた書類が届いています。
私の場合はこの問題が発覚した後に失業保険を受給したので、手続きの途中で金額が訂正され、早々に不足分が支払われました。
それを前提にお読みください。
尚、還付金詐欺に騙されないよう、届いた手紙が正しいものなのか十分に注意してください。
連絡先が厚生労働省以外の場所になっている、電話連絡が必要と書かれている、口座のパスワードを聞いている等々の記述があったら要注意ですよ!
厚生労働省お問合せ専用ダイヤル 0120-952-807
323円の追加給付が振り込まれているのを確認した。
追加給付分の振込を確認。
一時期騒ぎになっていた厚生労働省が長年に渡って不適切に統計調査を行っていた件。
雇用保険の基本手当の再計算がなされて、私の基本手当日額も、
8,250円 ⇒ 8,260円
と10円UP。
このことについては、3月の失業認定日にハローワークで既に説明を受けていました。

私の場合、3月18日以降は既に正しい基本手当日額で計算されていたので、追加給付分は、2月14日~3月17日の32日分/150日。
そして今回銀行口座に振り込まれていた金額は、
323円。
あれ?
10円×32日ならば320円のはずなのに、端数の3円は何?
端数は「加算額」。
調べてみたところ、どうやらこの3円は以下の「加算額」に当たる金額ということが判明。

<厚生労働省HPより>
Q:追加給付の加算額とは何ですか。なぜ支給するのですか。いくら位もらえるのですか。
A:今般の雇用保険・労災保険等の「追加給付」については、過去に行われた給付額と本来であれば給付されていた金額との「差額」に、その「差額」が現在価値に見合う額となるようにするための金額を「加算額」として給付することとしています。
額は給付の種類や受給の時期などによってそれぞれ異なることとなります。
なるほどーと思っていたら、特定記録郵便で「追加給付支給決定通知書」なるものが自宅に届きました。

ここにも「加算額」の説明が書いてありました。
しかし、たった323円の振込のために、ひょっとして銀行に振込手数料を支払っているのかしら?
もしもそうだとしたら、その手数料総額はいったいいくらになってしまったのかしら?
特定記録郵便の料金もバカにならないし。
なんかもったいないですな。
<後日追記>
過去に失業保険を受給していて、2019年12月から始まった還付手続きを受ける場合、私とほぼ同条件の人の追加給付金合計は、
10円×150日=1,500円+加算額(少額)
程度ということになります。
まとめ。
なんだかんだ言っても、国の統計調査って実務担当者からしたら本当に大変なことだと思うので、不手際があったことについてはあまり責める気にもなれません。
追加給付の作業もさぞかし大変だったことでしょう。
人事担当だった時、賃金調査などの統計調査依頼が届く度に「ちっ、厚生労働省め。また何やら面倒な調査依頼を送ってきやがったよ」と、悪態ついていたことはここだけの話ですけどね。
失業保険(雇用保険)はいろいろややこしいので、こちら↓のページに手続き方法や疑問の回答についてまとめています。
