会社を早期退職した後、いろいろ面倒な手続きをこなさねばなりませんが、今回は失業保険(雇用保険)受給手続きの話。
退職してすぐに行わなければいけない年金、健康保険の手続きと住民税の支払いを終えてほっとしていたところ、会社から「離職票」が速達便で到着しました。



「離職票」があれば、通称「失業保険」、正確には「雇用保険」の受給申請に行けるということでございます。
なぜ上記でリンクした「退職してすぐにやらねばならない手続き」の項目に入れていなかったかと言うと、申請の期限は原則「離職日の翌日から1年間」と、ちょっと猶予があるからです。
ただし、本来は速やかに申請すべきですし、離職日から1年が経つと、受給途中でもそこで終了となってしまい、本来もらえる金額より少なくなってしまうおそれがあるので注意が必要ですよ。
何度か転職している私ですが、転職の間は空けない主義だったので、社会人になって33年と7か月にして初めて「失業」状態に陥ったのであります。
だから、ハローワークで給付申請をするのも初めて。
ちょっとドキドキしながら、家から一番近いハローワークまで行ってきました。
初ハローワーク。これから何度も通うことになるハローワーク。
写真撮影~ハローワーク受付へ。
まずは、提出しなければならない顔写真(3㎝×2.5㎝)を撮影するため、家の最寄地下鉄駅にある証明写真撮影機で寝ぼけた顔をパチリ。
その写真と必要書類を持って11時30分、ハローワークに到着。
1階の受付で、持参した「離職票」(会社が作成してくれる)と、自宅で記入を済ませてきた「求職申込書(ハローワークでもらって記入することもできる)を提出したところ、簡単な質問に回答するための書類を1枚新たに渡され、記入してから2階の25番窓口に書類一式を提出して、呼ばれるまで待つよう指示されました。
25番窓口で待つこと10分弱。
名前を呼ばれて、
- 退職理由の確認(私の場合は「一身上の都合」)
- 本人確認(マイナンバーカード、免許証などが必要)
- マイナンバーの記入(番号通知書かマイナンバーカードは忘れちゃダメよ)
- 保険金振込口座の確認
を終え、「雇用保険受給資格者のしおり」「認定スケジュール」などをもらい、今後の手続きやスケジュールについて簡単に説明を受けました。
ちなみに、写真を切ったり貼ったりは窓口の人がやってくれるので、撮影機からプリントされたままの状態で提出すればOKです。
「求職申込」の手続き。
申請手続きの後は、また1階に戻って整理券をもらい、番号を呼ばれるまで待つよう指示されました。この時点で11時57分。ハローワークに到着してから約30分が経過。
私の番号が呼ばれるまで5分ほど待って窓口へ。
窓口ではまず「求職申込書」をパソコンに打ち込むまでこれを読んでいて、と「ハローワーク就職ガイドブック」を渡されました。
「求職申込書」には、希望職種や労働時間、保有資格、これまで経験した仕事内容などが記入してあったのですが、担当の男性がわからないところがあると私に質問をしつつ、目の前でキーボードをカチャカチャ。
入力が終わった後、今後のスケジュールについて説明を受けました。
- 11月某日 職業講習会(時間指定あり。約45分)
- 11月某日 雇用保険説明会(時間指定あり。約90分)
- 12月某日 初回の認定日(時間指定あり)
- 2月某日 2回目の認定日(時間指定は後日)
- 3月某日 3回目の認定日(時間指定は後日)
- 4月某日 4回目の認定日(時間指定は後日)
※よほどの事情がない限り、上記の日時変更は不可。
すべての説明が終わってハローワークを後にしたのが12時15分。
初回の手続きの所要時間は45分ほどだったということですが、混雑具合によってはもっと時間がかかると思われます。
しかし、失業保険金を全額受け取るまでは長い道のりですな。
なんだか最後の窓口の担当者の口調がちょっと嫌な感じで、ハローワークに対する印象もちょっと悪くなっちゃったし。ぶつぶつ。(他の人たちはそんなことなかったけど)
早期退職して会社員になるつもりはもう無いとは言え、悠々自適に遊んで暮らすつもりはないので、「稼ぎ過ぎて失業保険受給の途中で資格がなくなっちゃった。もうハローワークにも行かなくてすむわ~」、なんてことになるといいんだけど。
無理かな~。無理だろうな~。
いやいや。
いくつになっても夢は大きく!がんばるぞぃっ。
失業保険(雇用保険)はいろいろややこしいので、こちら↓のページに手続き方法や疑問の回答についてまとめています。
