今日は、コロナウイルスもコワイけれど、コロナ鬱もコワイよ、という話。
先日の朝、酷い頭痛と喉のいがいがで目が覚めました。
え??????
コレはひょっとしてやっちゃった???????
感染した???????????
ま、ま、ま、まじか……。
と、急に沼の底に沈められた気分になってしまいました。
心配させるといけないので、先にネタバレしますが、95%コロナには感染していないと思っています。
もちろん、東京に住んでいる人は皆、ぜったいに感染していないとは言い切れない状態なので100%ではありませんけれどね。
ちょっとまずかったのは、この感染疑いがきっかけでコロナ鬱になりかけてしまったこと。
コレ、特にひとり暮らし、且つ仕事をしていない人は要注意。
そんな方々の参考になるよう、私の体験を包み隠さず書いてみようと思います。
コロナ鬱にならないように要注意!!氾濫する情報から距離を置くことが大切。
Contents
なぜ感染を疑ってしまったのか。
感染を疑う⇒元気になった経緯は以下。
- 3月25日(水)午後、お花見クルーズに友人2名を誘って参加。クルーズ船は屋根のない完全オープンエア。「密」がひとつも生じないことを慎重に確認しながら計画したもの。
- 同日夜、東京都知事が外出自粛要請の記者会見。
- 3月26日(木)、スーパーマーケットに行ったらすごい行列だったので必要最低限のものだけ買って退散。
- 3月27日(金)、人のいない場所での散歩以外は外出せず。
- 3月28日(土)、酷い頭痛と喉の痛みで目が覚めた。喉に少し痰が絡むが咳は殆ど出ない。熱、倦怠感、胸の苦しさ、関節の痛み、味覚障害なども一切なし。ゴミ出し以外は家から出ず。
- 3月29日(日)、喉の痛みはほぼなくなったが「たまに」熱が37度まで上昇。家から出ず。
- 3月30日(月)、喉の痛みはなくなったが「たまに」熱が37度まで上昇。家から出ず。
- 3月31日(火)、朝起きるなり頭痛。「たまに」熱が37度まで上昇。ゴミ出し以外は家から出ず。
- 4月1日(水)、すっきり元気に目が覚めて熱は平熱。
3月28日(土)の朝、とにかく頭痛が酷くて頭が重く、且つ喉に痰が絡む感じがあることに気づいた時は背筋が凍りました。
「感染⇒死ぬ」ということをコワイとは思わなかったのですが、とにかく「感染してしまったかも知れない」ということ自体がコワかったのです。
周りに心配させてしまう……。
誰かを感染させていたらどうしよう……。
花見なんか行っちゃったのがダメだったのだろうか……。
混雑していたスーパーマーケットで感染したのだろうか……。
私が入院しても誰にも猫の面倒を頼めない……。
などなど、頭の中はネガティブなことばかり。
それまで「コロナに負けるな!」「がんばろう!」とポジティブシンキング脳だったのが、一気にネガティブシンキング脳になってしまったのです。
実はあとから冷静に考えると、今回起きた頭痛や喉の痛みはいつものこと。
3月25日(水)から3月29日(日)は、暖かい日から一気に雪が降ったほど寒くなり、気圧が乱高下。
もともと気圧の変化にめちゃくちゃ弱い私にとっては、頭痛がかなりの確率で起きる気候条件だったのです。
しかも、花粉の多い時期は喉がいがいがすることも多々あります。
だから普段のメンタル状態だったら、頭痛と喉の痛みがあっても「またかー」で済んでいたはず。
ところが外出自粛要請が出て、不安もかなり高まったいたため、気づかないうちにコロナ鬱状態が少しずつ始まっていた模様。
「感染したかも知れない」という思いこみが、どんどん強くなってしまったのです。
ただ、翌日の日曜日には喉の痛みもほぼなくなったので、「ん??やっぱり違う??」とは思い始めていました。
3月30日(月)時点では、かなり冷静になっていたのでコロナを疑う気持ちも消滅。
とは言え、万が一にも感染していてはいけないと、ゴミ出し以外は一歩も外に出ないようにしていました。
幸い、食料など必要なものは十分備蓄していたので、困ることもありませんでした。

昨日4月2日(木)も、早朝から強風が吹いていて、気圧の影響でまた頭痛と空咳が再発。
頭痛が悪化した原因。
かなり冷静になっていたにもかかわらず、3月31日(火)の朝、また酷い頭痛が起きた理由には心当たりがありました。
それは……。
私はポジティブシンキングをモットーにしているわりにはメンタルが強くありません。
だから311の時にもかなり鬱っぽい状態になってしまっていました。
今回はその教訓を生かして、なるべくコロナウイルス関連の情報は見ないようにしていたのですが……。
3月30日(月)のお昼ごろ、志村けんさんの悲し過ぎるニュースが一斉に報道されました。
ついついテレビやネットニュースをたくさん見てしまいました。
有名人が亡くなっても涙を流すことはこれまで殆どなかったのですが、涙が止まらず。
そして翌日31日(火)の朝、酷い頭痛で目覚めたのでした。
やばいやばい、やっぱりコロナに感染したから頭痛が???
んんん???
でも待てよ。
コレ、確実に鬱の症状じゃない???
……と、急に気づいたのでした。
なりかけた鬱状態から脱した方法。
鬱状態になりかけていると早めに気づいたのは幸いでした。
この状態を早く脱出せねば!
と思って講じた対策は以下。
コロナ関係の情報は必要最低限なもの以外シャットダウン。
私もそうでしたが、親切心からとても多くの人たちがSNSで様々な情報をリツイートしたり、シェアしたりしています。
これを読み続けるのがとにかく危険。
「コ」の字を見たら読まないようにしたり、リツイートが多い人はフォローやリストから外して目にも入らないようにしました。
もちろん、例えば「LINEで体調不良に関する簡易相談ができるサービスがあるよ」といった実際に役立つ情報や、外出自粛している人たちを応援するための楽しい動画とか、ありがたい情報だけは見るようにしていますけれどね。
とは言え、重要な情報を知らないでいるのは危険なので、Yahoo!のトップニュースと、NHKの「あさイチ」、夜7時または9時のNHKニュースだけに絞って視聴し、必要な情報は得るようにしています。
みなさんも、過剰なコロナ情報に触れてしまって気分が鬱鬱となる可能性があるので、リツイートやシェアはやめることをおススメします。
無心になれることに時間を使う。
ワイドショーなどは見ないよう、大好きな映画や海外ドラマを観始めました。
しかーし!
鬱っぽくなっていると、夜は寝れないのに昼間はやたら眠いという症状が出るため、映画を観ていてもやたら眠くなるのです。
本も同じ。
こりゃダメだと、マイブームになっているボードゲームのルールを覚えようと、YouTubeを観始めました。
これが大正解。
怪しげなユーチューバーたちがヘタクソな解説をしながらゲームをしているのを、いろいろ突っ込みながら観ていたら、あっという間に時間が経ってしまいました。
そしてなぜか頭がスッキリ。
ルールもあらかた覚えたので、「カタン」という人気ボードゲームのアプリをダウンロードして、人生初、ネットゲームに挑戦。
ボロボロに負けたのですが、これが楽しくて更に頭がスッキリ。
実際、翌日の4月1日(水)の朝は、霧が晴れたように心身共にスッキリした状態で目が覚めたのでした。

今はボードゲームアリーナというサイトで、カルカソンヌの対戦をすることにもハマっています。
カルカソンヌはルールは簡単、でも点数計算がちょっと複雑でわかりにくいのですが、ネットゲーム版は点数は勝手に計算してくれるので、初心者でもすぐに遊べておススメ。
LINEやSNSで仲間たちと会話をする。
ひとり暮らしで外出を自粛していると、人と話す機会はもちろん、人間の姿を見る機会すらなくなってしまいます。
私はもともと家に引きこもるのが大好きなので、平時であればそんな状態が続いてもまったく平気。
でも、さすがにこの状況の中、しかも鬱っぽいメンタルで、誰とも会話をしないでいると気分転換ができず、更なる深い沼に落ちてしまう可能性がありました。
そんな中、LINEでたくさんの友人たちと会話ができたことは、とても救いになりました。
私は仲良しの友人たち、オリンピックボランティア仲間たち、ボードゲーム会の仲間たちとのLINEグループに複数入っているのですが、そこでの会話は楽しくて、不安を打ち消してくれます。
とてもとても助かっています。
ブログ、Twitter、インスタグラムなどSNSを通じた平和なやり取りも、コロナウイルスのことを忘れさせてくれます。
こんな時にはSNSは本当にありがたい。
但し、先に書いたように情報を過剰に受け取らないようにすることが必要ですけれどね。


FaceTimeで友だちと長話をしたことも、かなり効果がありました。
Zoomにも挑戦してみたいけれど、とりあえずFaceTimeやLINE電話で友だちとの会話を楽しむつもり。
久しぶりに外を歩いた。
感染の疑いを払しょくできるようになるまで、ゴミ出し以外まったく外に出ていなかったのですが、4月1日(水)の午後、5日ぶりに少し散歩をしてみました。
結果、すごーく気持ちよくてリフレッシュ。
実はこの日は結構な大雨だったのですが、あまりに気持ちがよくてあちこちふらふら歩いてしまいました。
もちろんなるべく人が歩いていない場所を選びましたけれどね。
テレビからラジオに切り替えた。
テレビはコロナウイルスの情報ばかり。
観ていても疲れます。
でも、ラジオはテレビより平和。
特にFMラジオならば音楽もたくさんかかるので、気分転換もできます。
ながら聴取ができるので、リモートワークしている人にもおススメ。
なーんて、すっかり私が以前働いていた業界の宣伝みたいになっちゃいますけれどね。
私のように温かな時間を求めて聴いているリスナーも多いはずなので、ラジオではコロナウイルスという言葉がなるべく出てきませんように!と、勝手に願っているのであります。
余談。電子マネー化を推奨。
近所に何軒かお気に入りのお店があるのですが、そういうお店に限って支払いは現金限り。
お金をやり取りする時に、どうしても店員さんと手が触れてしまうのが気になって仕方がありません。
複数の人たちの手を渡った紙幣や硬貨を触ることにも、ちょっと抵抗を感じてしまいます。
私は潔癖症でもなんでもないので、普段はそんなことは感じたこともないのですけれどね。
自分が感染するのも嫌ですが、ただでさえ接客される店員さんたちはリスクが高いのに、お金の受け渡しがあると更にリスクが高まって危険だと思うからです。
お気に入りの八百屋さんはPayPayだけは使えるので、私も新たにアプリをインストールしました。
電子マネーを使っていないみなさんも、この機会に是非導入されることをおススメします。
自分を守るためにも、お世話になっているお店の店員さんたちを守るためにも。

まとめ。
コロナ関係の情報発信はやめようよ、と言いながら、またこんな内容を書いてしまいました。
でも、コロナ鬱になりかかっている人、既になっている人も多いと思います。
また、仕事で外出したり、人と会う機会が多い方々、経済的に大打撃を受けている方々は、私なんかよりも何十倍も大変だし不安もあるので、メンタルをやられてしまうこともあるんじゃないかと思います。
この私のアホな体験が、1ミクロンだけでもそうした方々の参考になれば幸いです。
是非、生温かい目で読み流してやってくださいまし。
おはようございます。
そうでしたか・・・、胸中お察しいたします。
私の場合、重度な花粉症を持っている影響でこの時期は目や鼻に加え喉をやられることもあり咳が出ることもしばしば。
普段なら花粉症と割り切れるのに今シーズンはあらぬことを考えてしまい。
これも一種のコロナ鬱なのかなぁと・・・
外出を控えているため正直ストレスが限界に達していますが、同じく私もSNS等を通じた仲間が多いことが幸いして何とか乗り切っているという感じです。
本来なら今頃は東京大会に向けた緊張感(びびり症なものでw)でいっぱいだったはずなのに、まさかこんな事態になるとは。
とにもかくにも、1日も早く収束を願うばかりです。
経堂工場さま
重度の花粉症、SNS等を通じた仲間が多いなど、共通点が多いですね(^^)v
今はなるべくコロナ情報には触れずに楽しいことだけ考えるようにしています。
オリンピックのことも、終わったらロスになることが心配だったので、それが1年延びてよかったー!って前向きに考えるようにしていまーす♪
心から共感します!!
本当にノイローゼになりそうです。私も一日中、コロナのニュースにワイドショー、とコロナ攻撃にさらされながらもついつい見入ってしまう状況が続きました。
そこで、ここ数日で極力テレビ視聴を避け、ネットが得意じゃないのでアナログの超難解なジグソーパズルを始めましたよ。無心になってます。しかし、これ、肩や首がめちゃ凝ってしまってやばいです
唯一の外出である食品の買い出しは、あえて2駅ほど遠い町のスーパーまで行って運動不足解消にしてます。1日9000歩。
お互い感染もちろんのこと、心身の健全にも努めたいものですね!! 頑張りましょうね!!
bluew56様
ホント、コロナ情報を見続けるのは危険ですよね。
ジグソーパズルはなかなか良い時間潰しになりますね。頭使うし。
私は本来はアナログゲームのカルカソンヌのネット版に燃えているので、Twitterがゲームの話ばかりになっちゃっていますww
はやしさま
こんにちは。
ご体調が回復されてきてなによりです。
こんなときですもの、少し変わったことがあればいつも以上に気になってしまいますよね。
私は年度末の忙しさの中、ろくにテレビやスーパーマーケットの状況も見ないで過ごせてしまったことが幸いだったのかもしれません。おうちで過ごされる時間の多い方々はどうしても情報に接する機会が多くなってしまわれるのでしょうね。
はやしさまのブログに助けられるのは、いつも情報が超・リアルタイムで、あ、たったいま私もそう思ってた、誰も言ってくれてないけど私もそう思う!そうしてる!と思うことをいち早く文字にしてリリースしてくださること。
自分の見たいと思う情報しか見ていないと言われればそれまでですが、同じことを考えている・共感されている方がいらっしゃると知ることはとても心強いことです。
はやしさまの努めて冷静でニュートラルかつ明るい心持ちでいようとされる姿勢を尊敬します。
こんなふうにブログを読んでいる読者もいます。更新されるのを楽しみにしています。
Y様
年度末の業務はさぞかし大変だったかと。
コロナのことを忘れるくらい忙しかったのはよかったんだか悪かったんだか(・・;)
内容に共感していただけて嬉しいです!
こうしたコメントは本当に励みになるので、明るく続けられるようがんばります!
そしてお互いコロナなんかに負けないよう気をつけましょうね(^^)v