50代、55歳で会社を早期退職し、現在57歳の私。
仕事を殆どしておらず家にいる時間がもともと長かった私にも、ビフォアコロナとアフターコロナではいろいろな変化がありました。
生活スタイルもかわったし、人生観も変化。
生活スタイルの変化については、以下に書きました↓

今回は、コロナ騒動を体験したことにより、人生観がどのように変化したかについて書いてみようと思います。
自分が本当にやりたいことやるべきことは何なのかを考える機会になった。
突然発生した未知の災いがもたらす脅威。
57年も生きてきたので、驚くような事故、事件、災害などはいくつか体験しました。
でも、そのどれもが自分に大きな実害を与えるものではなかったので、正直どこかで他人事。
大規模な人数に影響を与えた災害としては、阪神淡路大震災が本当に衝撃的で、自分が生きている間にこれ以上の悲劇を日本で見ることはないだろうと思っていました。
しかし、2011年に起きた東日本大震災ではそれを上回る被害と衝撃が……。
私自身も被災者状態になったわけではありませんでしたが、しばらく不自由な生活を送ることにはなりました。
さすがにもう、これ以上の大規模な悲劇は少なくとも日本では起きないだろうと思っていたら……。
武漢で感染者が増大しているニュースを見ても、パンデミックなどというものは映画やドラマの世界だけで起きるもの。
SARSと同じように最小限の被害だけで済むだろう。
……と軽く考えていたのは私だけではないはず。
まさかまさか、ほぼ世界中の人たちや経済に多大な影響を及ぼすような事態になるとは、まったく思いもしませんでした。
世の中って何が起きるかわからない。
起きないはずのことが起きるのが世の中ってものなのだ。
そう強く実感しました。
東京が大地震にみまわれて崩壊する。
日本が戦争に巻き込まれる。
そんなことだって起こらないとは言い切れないし、ひょっとしたら、
宇宙人が突然襲来する。
惑星が地球に衝突して全人類が滅びる。
なんてことまで、可能性はあると真面目に思うようになってしまいました。
だからといって変な宗教に走るとか、必要以上に怯えながら暮らすつもりはまったくないのですが、
明日、何が起きてもいいように、
今、やるべきことをやっておこう。
そう思うようになりました。
仕事に対する考え方。
仕事に関しては「考え方」がかわる以前に、「状況」がかわってしまったという感じ。
ビフォアコロナ時代の計画では、
役割と会場が既に決定していたオリンピックのボランティアをがんばる。
オリンピックが終わったら、何か仕事を探す。
そう思っていました。
https://hitorideclub.com/fieldcast_role_venue20200303/
でも、オリンピックは1年延期。
のんきに仕事を探せるような状況でもなくなってしまいました。
もともと仕事に関しては、ビフォアコロナの頃からいろいろうまくいかないことが続いたので、考え方の方向性が変化している最中でした。
その心境については以下に書きました↓

そんなこともあって、今後仕事をどうするかについては改めて考え中。
もちろんご依頼をいただければ、喜んでお受けしますけれどね。

「人を楽しませて笑顔にすること」を続けていきたい。
今回の事態の中で、医療従事者、介護従事者など、大変な中でがんばって様々なことに貢献されている方々に、改めて尊敬の念を抱きました。
自分も誰かの何かの役に立ちたいとは思うものの、簡単な気持ちだけでできるわけもないし、できる自身もありません。
ただ、オンラインボードゲーム会を開催した時に、これだったら自分にもできるかも?
と思った体験がありました。

ゲーム会に参加した方々から、「どこにも出かけられずに鬱々とした気持ちがパーッと晴れてとても楽しかった」という感想をいただいた時に、
誰かが笑顔になれるような場づくりを続けたい。
そう思ったのです。
このブログの読者交流会「Cha-wa-kai」を始めたのも、もともとはそれが目的だったのですが、更に強く思うようになったのです。

また、これまで転職を4回しましたが、すべての会社に共通しているのはエンターテインメント業界。
やっぱり誰かに楽しいことを提供するのが好きなんでしょうかね。
じゃぁ具体的に何をするの?
ということはまだまだ試行錯誤中ですが、コロナ騒動の中で、そんな思いを強くすることができたのでした。
まとめ。
世界中の誰もが、今回のことで多かれ少なかれ人生観になんらかの影響を与えたのではないかと思いますが、みなさんはどうですか?
まだまだ大変な時期が続きますが、なんとか乗り切って、夢の具体化と実現に向かっていきたいと思っているのでありました。

