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早期退職、預貯金どれくらいあれば決断できる?

「早期退職する」と言った時に、周囲の人たちから聞かれた質問ベスト3は以下。

  1. 辞めたあと何するの?
  2. どうして早期退職するだなんて考えたの?会社が嫌だったの?
  3. 生活費は大丈夫なの?どうやって大丈夫だと判断したの?

①の答えは、「このブログでの情報発信を核とした活動をいろいろやってみたい」。

②の答えは、「新たなステージに踏み出すためには定年年齢になるのを待っていられなかったから」。

そして③の答えは?

死ぬまでに必要な資金はいくらか?何度もシミュレーションしてみた!

お金のことはすごく心配ではあったので、退職する何年も前から何度もシミュレーションしていました。

こうしたシミュレーションについては、ファイナンシャルプランナーなどの専門家もあちこちで説明を書いていらっしゃいますが、おひとりさま向け、ヒトリデ族向けの解説は少ないんですよね。

なので、専門家の情報はあくまでも参考程度に留め、自分なりに以下の方法で計算してみました。

  • 85歳まで生きるとして考えています。
  • B、C、Eの年金の受給期間、見込額の把握方法は2018年11月12日の記事を、D、Fの私の年金見込額はどうやって試算したかについては2018年11月13日の記事を参照してください。(生年月日や年収等によって受給開始期や金額がかわるので注意が必要。これはあくまでも私の例です)

A)毎月の必要生活費=25万円
(アプリ「MoneyTree」を使って把握した額。詳しくは以前の記事を参照ください。但し、私の個人情報がダダ漏れになってしまうので、すいませんがこの金額は実際に把握した額ではなく仮の金額としています)

B)収入が完全にゼロの期間=7年
(退職時が約56歳、厚生年金部分のみ受給開始となるのが63歳なので、63‐56⁼7年)

C)厚生年金部分のみ受給できる期間=2年
(65歳‐63歳)

D)Cの厚生年金部分の見込額=9万円

E)年金が満額受給できる期間=20年
(65~85歳)

F)Eの年金見込額=15万円

G)私の資金=預金+保有株式+退職金+個人年金+基金解散時の分配金
(すいませんが具体的な金額は非公開とします)

ア)56歳~63歳までに必要な金額
25万円(A)×12か月×7年(B)=21,000,000円

イ)63歳~65歳までに必要な金額
(25万円(A)-9万円(D))×12か月×2年=3,840,000円

ウ)65歳~85歳までに必要な金額
(25万円(A)-15万円(F))×12か月×20年(E)=24,000,000円

ア+イ+ウ=4,848万円

この青字の金額が、85歳まで生きた時に必要な生活費ということになりますが、以下の要因により、これにあと1,000万円くらいは加えておく必要があると考えます。

  • 住宅リフォーム代、医療費などの高額なイレギュラー費用を想定しておくことが必要。
  • 公的年金や退職金、個人年金には税金がかかるので、実際には上記の受給金額より少なくなる。
  • 85歳より長生きするかも知れない。

以上を総合して考えると、早期退職時に必要な資金は以下。

約6,000万円

そして、Gの私の資金総額がこれに足りているかというと、実はちょっと微妙。
都内にある自宅は持ち家なので、介護施設などに移った際に売却できれば足りるかも知れないというレベル。
でもその時には既に築50年だし、不動産が余っている時代でしょうから、売れるかどうかは…。

もちろん、もっと医療費などが嵩むかも知れませんし、世の中なにが起こるかわかりませんので、備えがあればあるほど安心ではあります。

以上のように、シミュレーションをしてみると結構ギリギリではあるので、子どもなど扶養家族がいたら、ぜったいに早期退職なんてできなかったと思います。
現実は厳しいですね。

とは言え、やろうと思えばもっと生活費を削ることだってできますし、退職後も稼ぐ手立てはなんだかんだあるし、お金に代えがたい自由を得たことを考えれば、やっぱり早期退職の決断は正しいと思っているんですよ。

さて、早期退職したいと思っているみなさん、老後の資金はいかほど必要かと悩んでいるみなさん、これを読んでいかがだったでしょうか。
とりあえず辞めちゃえ!じゃなくて、慎重にご自分のシミュレーションをしてみてくださいね。

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