50代、55歳で会社を早期退職してから3年となる私。
この3年間、いろいろあって殆ど仕事をしていませんでした。

でも、ありがたいことに今年に入ってからお仕事の話を2件いただきました!


ただ、PIAZZAのお仕事はもともと半年の任期だったので9月末に既に終了。
ホームページ更新のお仕事も、たまに作業が発生するだけなので、がっつりお仕事をしています!という状態ではないのですけれどね。
でも、これで私も立派な個人事業主じゃーん!
……と浮かれて、うっかり開業届と青色申告の申請は完了していたのでした。

↑の記事でも書いたのですが、青色申告をすると最高で65万円の税金控除などのメリットがあるかわりに、確定申告に必要な帳簿付けが面倒という大きなデメリットがあるのです。
面倒な帳簿付け……。
簿記の知識が皆無に等しい私に、そんなことができるのか???
……と心配していたところ、申請してわりとすぐに、税務署から無料で受けられる「記帳に関するアンケート(兼記帳指導申込書)」と題した書類が届いたのでした。
ほほー。
無料とな。
こりゃ受けといて損はない!
と申し込んだのでした。
青色申告用の記帳指導はわかり易かった!でもできるか心配……。
記帳指導当日までの道のり。
「記帳に関するアンケート」を返送してから数か月後。
申込んだことすら忘れていた9月。
「説明会方式による記帳指導」の案内が、開業届を出した税務署から届いたのでした。
そして10月。
今度は一般社団法人東京青色申告会連合会なる団体から、「説明会方式による記帳指導開催のご案内」と題した書類が到着。
そこに書かれていた通りに電話をして、参加する意思を伝えました。
そしてそして、11月17日、やっと指導日当日を迎えたのでした。
あっちゃこっちゃから書類が届くのでわかりにくかったのですが、この無料の記帳指導は、国税局が各地の税務署で実施することを定めているもの。
で、実際は税務署が実施するのではなく、民間(一般社団法人)に委託して行っているらしいのです。
記帳指導の内容。
指導は全4コマ。
といっても、初日に2コマ(3時間)と、12月に開催される2日目に2コマ(4時間30分)ずつ行われるので、行くのは2日間だけ。
通常はもっと長いらしいのですが、コロナの関係で今年は短縮バージョンになっているとのことでした。

記帳指導の会場へ。
指定時間の15分ほど前に自宅から徒歩20分ほどの会場に。
そこは、なかなかに年季の入った小さなビルの2階の、なかなかに年季の入った小さな一室。
部屋を覗くと、青色申告会連合会の方と思われる、ひとりのおばさまおねえさまがいらっしゃいました。
あれ?私が一番乗り?
……と思っていたら、「あとおひとりだけなのでお好きな場所にどうぞ」と。
え??ふたりだけなのね??
……とびっくりしながら着席。
てっきりもっと大人数の指導会を想像していたので、ちょっと戸惑っちゃいました。
わかり易くて面白かった!
定刻少し前にもうひとりが到着。
どどーんと渡された大量の資料をもとに、説明がスタートしました。
内容は、
損益計算書のひとつひとつの科目の説明、
貸借対照表の書き方、
書類の保存義務について、
などなど。
私にわかるかしら?と心配でしたが、とてもわかり易い説明でしたし、ふたりしかいないので質問もし易かったし、あっという間の3時間でした。
とは言え、ホントに私に帳簿付けができるの???
……という不安は残っているのですけれどね。
でも、私の職種の場合は複雑な経費精算等は特にありません。
講師も言っていましたが、理解するまでちょっと大変なのは1年目だけで、2年目以降はスムーズにできるのでは?
とりあえず2回目の指導会までに、エクセルで帳簿をつくってみましょうっと。
尚、ホントは開業したらすぐに帳簿付けは始めた方がいいです。
あとからいつどれだけの収入があって、どんな経費がかかったかなどを調べるのは大変ですからね。
私の場合、ずっと利用している家計簿アプリを見れば収入も支出も細かくわかるし、費用科目も仕分け済みなので、遡っての作業も可能なのであります。

まとめ。
偉そうにいろいろ書きましたが、そもそも収入が雀の涙くらいしかないので、私のケースはあまり参考にならないかと思います。
ちゃんと収入があって青色申告をした方は、わからないことがあったら税務署に相談してみるとよいかと思います。
結構いろいろ親切に教えてくれると思いますよん。
私も確定申告に向けてがんばろーっと。


