よもやま話

東京では不人気の「あんかけスパゲティ」について熱く語ってみた。

名古屋出身の私、「名古屋飯」はどれも大好物。

中でも「あんかけスパゲティ」は大好物。

私の一番のソウルフード。

「名古屋飯」と言えばほかにも味噌煮込みうどん、ひつまぶし、味噌カツ、台湾ラーメンなどいろいろあって、東京にもそれらの名店が進出しています。

だから急に食べたくなってもさほど困りません。

しかし……。

あんかけスパゲティだけは、たまに東京にもお店ができてもあっという間に撤退。

なぜか長続きしないのです。

あんなにも美味しいのに、なぜなのか……。

あんかけスパゲティは独特過ぎる。1回ではその美味しさがわからない⁈

あんかけスパゲティとは。

そもそもあんかけスパゲティを知らない人も多いと思うので、簡単に説明。

ちょっと太めの麺に野菜などの具材が乗っていて、そこにとろーりとした独特の味のソースがかかったスパゲティ。

ソースはトマトベースで、そこにデミグラスソースっぽいような風味が加わった深みのある味。(バカ舌なのでうまく表現できなくてすみません)

名古屋の「ヨコイ」というお店が発祥だと言われていて、専門店のほか普通の喫茶店でも食べられたりします。

私は専門店「チャオ」がお気に入り。

写真↓は「チャオ」のアメリカンのレギュラーサイズ。

東京にお店ができてもすぐに閉店してしまう。

東京でもたまに専門店が出店することがあります。

でも、しばらくすると必ず閉店してしまう……。

私が知っているだけでも、港区の三田とか六本木などにお店がありました。

六本木に「ヨコイ」のフランチャイズ店がOPENするという話を聞いた時は小躍りして喜んで、月に2回ペースで通っていたのですが、半年ほどで閉店。

悲し過ぎる……。

唯一、新橋と内幸町の中間地点にある「パスタ・デ・ココ」だけが長年がんばって営業を続けています。

ちなみにカレーの「CoCo壱番屋」の系列店です。

もしもあんかけスパゲティという不思議な食べ物に興味があれば、愛知県以外で食べられるお店は殆ど無いので、是非行ってみてください。

「チャオ」や「ヨコイ」の味とはちょっと違うのですが美味しいですよ。

特に、これまた名古屋名物のイタリアン風、つまり、薄く卵を敷いた熱々の鉄板の上にスパゲティを乗せてもらって食べるのがおススメ。(追加料金必要です)

私も好きになるまで時間がかかった。

すごくおススメしておきながら、実は私も最初はそんなに好きではありませんでした。

大学の同じサークルの人たちの間であんかけスパゲティが流行っていたので、お店に連れられていって食べたのですが、「なんじゃこれ?」って感じ。

アルデンテとはほど遠い太い麺や、どろっとしたソースにとても違和感を感じてしまって、美味しいとは思えず。

でも、その後も何度かお店に行く機会があり、食べているうちにその独特の味の虜になっていったのです。

何度か食べ続けないとハマらないというのが、東京では受け入れられない理由なのかも。

名古屋人の中でも好き嫌いが別れる。

名古屋人の中にも苦手という人も結構います。

でも、私の仲良しの友人たちはみんな大好きなので、私が東京から帰省して集まる時は必ず「チャオ」に集合。

以下は先日集合した時に撮った写真。

定番で一番人気のミラカンのレギュラーサイズ↓

バイキングのスナック(小盛)サイズ↓

キャベツベーコンのスナックサイズにミニハンバーグをトッピング↓

東京でも根付いて欲しいと切に願う。

六本木にあったお店では、熱烈なあんかけスパゲティファンだと思われるお客さんを何組か目撃しました。

東京ではなかなか食べられない味を求めて、わざわざ来店したのでしょう。

味噌煮込みうどんやひつまぶしのように、いつか東京にもあんかけスパゲティのお店がたくさんできて、「あれ?これって名古屋飯だったの?」と言われるくらいに根付いて欲しいと、真面目に願っているのであります。

大阪名物の串カツのお店は東京でもすっかり根付いたしね。

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