先日、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を観てきたのですが、いろいろと感慨深い内容で、3時間もの長さも相まって、終わった後もしばらく席を立てませんでした。
私、映画が大好きで、以前はDVD・配信も含めると年間120本程度の映画を観ていました。(ここ数年はそこまでは観れなくなりましたが)
中でもアメコミ映画は大好物。
もともとアメコミ映画には全く興味がなかった……と言うかちょっとバカにしていたのですが、ある作品をきっかけに、ドはまりしてしまったのであります。
その作品とは……。
アメコミ映画をバカにしてはダメ!観ず嫌いはもったいない!
Contents
ヒュー・ジャックマンがきっかけでアメコミ映画の世界へ。
映画館で観るほどのものではないと決めつけていたアメコミ映画。
しかし、かなり不純な動機で映画館に行くことに……。
それは「X-MEN2」の日本での公開が間近に迫った頃のこと。(2003年)
来日したヒュー・ジャックマンが、花束贈呈役の女性タレントにハグをしている姿を見た瞬間、
おーーー!なんだかすごくチャラいけど、とんでもなくかっこいい!
と、一目で恋に落ちてしまったのです。
評論家たちが「X-MEN2」をベタ誉めしていたこともあり、ちょうどテレビで放送していたシリーズ1作目の「X-MEN」で予習をしたあと、映画館へ。
それ以来、ミュータントたちのあまりのカッコ良さにすっかり心を奪われて、「X-MEN」シリーズの虜になったのでした。

増上寺で「ウルヴァリン:SAMURAI」のロケをしていた時、わざわざ現場まで観に行ったことも。(アホです)
ヒュー・ジャックマンには会えませんでしたが、増上寺が葬儀場に仕立てられたセットのほか、大道具、小道具、撮影機材、リハ風景などを観ることができて、いたく感動したのでした。(超アホです)
「アイアンマン」「ダークナイト」「キック・アス」が特におススメ。
アメコミ映画が苦手な人にも、「X-MEN」のほか以下の作品を特におすすめしたいのであります。
①「アイアンマン」シリーズ。
初めて「アイアンマン」を観た時にも、その面白さに心撃ち抜かれました。
何が面白いって、それまでのヒーロー像とはかけ離れたおっさん顔(失礼)のロバート・ダウニーJrが、変なロボット・スーツを着て真顔で空を飛んだり闘ったりするというシュールさ。
もちろんシュールなだけではなく、ストーリーや設定がすごく良くできているし、ペッパー(グウィネス・パルトロー)とのコンビは最高だし、アメコミ映画デビューの作品としては本当におススメ。

②「ダークナイト」シリーズ。
クリストファー・ノーラン監督の「バットマン」3部作は、アメコミ映画というよりも、人間ドラマを描いた映画として、本当に本当におススメ。
1作目の「バットマンビギンズ」は正直言ってちょっとイマイチなのですが、2作目の「ダークナイト」は何度見ても震えます。
急逝した後にアカデミー賞助演男優賞でオスカーを受賞したヒース・レジャー演じるジョーカーの恐ろしさったら……。
でも、どんな人間でも何かきっかけさえあれば容易に悪へと変貌してしまう心の闇の描き方が、とにかく深いのです。
逆に、闇の中に小さく灯る良心の描き方も絶妙。
特に囚人たちが乗った船のエピソードには涙……。

3作目の「ダークナイト ライジング」も最高のストーリーだし、最高にかっこいいし、ラストも最高!
新たに登場するアン・ハサウェイ演じるキャットウーマンには心底惚れました。
あんなかっこいい女性が実在していたら、一生ついていくと思います。
「ダークナイト」シリーズは、何度も観たかったのでDVDも買ってしまいました。
③「キック・アス」シリーズ。
公開当時はあまり話題にもなっていなかったのに、映画評論家や文化人、芸能人がこぞって絶賛したことで人気が爆発した作品。
この映画の魅力のすべてはヒットガール(クロエ・グレース・モレッツ)に詰まっている!
……そう断言してしまうくらい、ヒットガールが魅力的!
幼い少女がばっさばっさと人を殺してしまうという、教育上、倫理上、あり得ない設定なのに、とにかくかっこいい!
音楽もいい!
しびれる!

「アベンジャーズ・エンドゲーム」の感想。
「アベンジャーズ」シリーズに関連した作品はあまりにも多いので、「アイアンマン」(3作)と「キャプテン・アメリカ」(2作)以外は全シリーズは観ていません。
「ドクター・ストレンジ」「ブラックパンサー」「キャプテン・マーベル」に至っては、どんな話かすら知らないし。
あまりにも登場キャラが多過ぎて、正直だんだんついていけなくなっていったので、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」は観に行きませんでした。
でも、うっかりAmazon Prime Videoで鑑賞。
そしたらやっぱりシリーズ最終話は観ずにはおれないだろうという気になってきたので、映画館まで行ってきたのでした。
結果……
観てよかった!
文字通り「集大成」的なエンディングになっているので、アメコミ映画ファン、特に「アイアンマン」ファンにはとても感慨深くて……
以下、何を書いてもネタバレになりそうなので自粛。
アメコミ映画は子ども向け、オタク向けではない!
私もそうだったのですが、アメコミ映画がお子ちゃま向け、オタク向け、若い人向けの映画と思い込むのは大きな間違い。
アメコミ映画には、迫力ある映像、奥深い物語、アドレナリン放出効果などなど、映画の魅力が凝縮されているのです。
だから「観ず嫌い」はして欲しくないのであります。
深い人間ドラマが好きならば「ダークナイト」「X-MEN」シリーズ、かっこいいけど笑えるヒーローが好きならば「アイアンマン」「アントマン」シリーズ、いけてる映像や音楽が好きならば「キック・アス」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ辺りから観てみるのがおススメ。
お気に入りのキャラクターを見つけるのも楽しいのです。
私が好きなキャラは、ウルヴァリン、ミスティーク、ヒットガール、キャットウーマン、ブラック・ウィドウ、ウィンター・ソルジャー、グルート……(キリがないので以下省略)
実はファンシー系フィギュアを集めていたのですが、断捨離したため、今残っているのは以下の子たちだけ。
チキンラーメンのひよこキャラなどをデザインしているplay set productsの「ヒーローたちが3歳児だったら」シリーズ↓

同じくplay set productsが作ったバットマンとスパイダーマン↓

※いずれも現在は販売されていません。
年甲斐が無いと笑われそうですけど、お気に入りのかわい子ちゃんたちなのです。
ぬぅふふ。かわえぇ。(不気味なおばさんのつぶやき)