なんだか早期退職ブログみたいになってきているので、退職手続きの話は少しお休みし、自分の老後や終活にかかわる話をちょっと書いてみます。
退職日の10月31日と、その前日の30日は久々に出社して、後片付けのほか、社内外の方たちへの挨拶まわりと、退職メールをお送りする作業をしていました。
退職メールには、このブログのURLを添えて、「今後自分は、自立してひとりで生きていこうとしている女性たちを応援できるようなことをしたいんだ」といった主旨の説明を入れておきました。
その後、直接お話しできた人にも、メールで返信していただいた人にも、あることが共通していると気づいたのです。
終活を考え始める年齢。そのボーダーラインは?
共通していたこととは、ある世代から下は、「はやしさんとはこんな仕事しましたよね」とか「こんなことでお世話になりました」という内容が中心、ある世代から上は、「はやしさんがブログで言わんとしていること、わかるわかる!」「自分も親の介護や亡くした時に同じようなこと考えた」「自分が死ぬ時も頼れる人なんていないと思う」という反応だったということ。
そのボーダーラインは、ほぼ、50歳。
20代~40代は、まだ両親も若いですが、50代になると、殆どの人が親や兄弟など家族を亡くしたり、介護の問題に直面したりしているからなのでしょう。自分や親の終活について、真剣に考え始めるんですよね。
私がブログで包み隠さず自分のことも書いているせいもあってか、みなさん結構本音で話をしてくださったり、自分の状況や経験を話してくださったりしたのですが、「そんなことがあったんですね…」「いろいろご苦労されたんですね」というようなお話を本当にたくさん聞かせていただくことができました。
知らないところで人は苦労したり、悩んだりしている…。
でも、それを別の方向から見たら、みんなひとりなんかじゃない、辛い気持ちや経験がわかる人たちがきっと助けてくれる、ってことなんですよね。
そんなことを実感した、早期退職当日だったのでした。