このブログの主である私は50代、55歳で会社を早期退職したおばさん女性。
早期退職したいと思い始めてから約5年、実際に退職してから3か月が経ちました。
そんな今、どんな心境か、早期退職後の生活はどんな感じなのか、失敗だと思っているのか成功だと思っているのかを定期的に書き記していこうと思っていますが、今回はその第3回目です。


毎日の生活ペースもできてきて、仕事をしていない暮らしにはほぼ慣れたのですが……。
会社員生活が身体に染み付いている?
どうしてもダラダラ過ごすことができない。
退職してから3か月も経ったのだから、そろそろもう少しゆったりとした時間を過ごしてもよいはず。
いや確かに、朝は7時過ぎに起きても9時近くまでダラダラしているし、夕方から大好きな海外ドラマを観るのが習慣になっているし、会社員時代と比較すると相当ダラけた生活をしているのですよ。
でも、丸1日ゆったりするということがどうしてもできない……。
例えば、ちょっと前に風邪気味で朝からいまひとつ体調がすぐれなかったことがあったのですが(インフルエンザじゃありませんよ)、そんな時は家にいればいいようなものの、薬を飲んででもいつも通っているライブラリーに行こうとしてしまうのです。
これはなぜなのか。
会社員時代、特に管理職になってからは体調が悪くても休めなかったので、重い体をひきずって出社したわけです。
そうすると気持ちが張るせいだと思うのですが、悪かったはずの体調がちょっとよくなったりする……。
家でどんよりしているよりも快復が早い……。
そんな体験がすりこまれているらしく、体調が悪い時こそ出かけようと思ってしまうクセがついているようなのです。
会社員病とでもいいましょうか。
金銭感覚が変になった。
早期退職前に、退職後と老後の資金計画はきちんと立てたつもりです。


それでもやっぱり節約は必要。
本来であればちょっと高額なお金を使うことをガマンして節約すべきなのに、そういったものに限って「いやいや必要だし!」と思い切って使ってしまい、逆に120円のペットボトル飲料とか安いものがもったいなくて買えない……。
なんなんでしょうか。この変な金銭感覚。
そしてやっぱり、稼いでいないのにお金を使うことに対する罪悪感もなかなか消えない。
若かりし頃に薄給の殆どが家賃に消えるような暮らしていた時も、貯金には一切手をつけずに給料の範囲だけで貧乏生活をしていたので、その頃から無意識に「働かざる者食うべからず」的な考えに憑りつかれていたのかも知れません。
宝くじで5億円が当たったとしてもこの罪悪感って消えないものなんでしょうかね。
試してみたいので私に宝くじを当選させてください。
これからの展望。
このふたつのやっかいな性分はそう簡単にはなおらないと思われるので、はやく仕事を再開した方がいいってことなのかも知れません。
今年の所信表明に書いた夢もあるし。

そんなわけで、お仕事のご依頼大歓迎でございます。
もちろん他力本願だけでなく、水面下で地道な活動もしていますけどね。