今日(11月12日)のNHK「あさイチ」で、#7119の救急相談について取り上げていましたが、私はこれで命拾いしました。
まだサービスされている地域は少ないようですが、もしもお住いの地域で既に導入されているようでしたら、ゼッタイに携帯電話の電話帳に入れておくべきと思います。
いざという時だと、あせって番号検索できないので、今は持病がなくても元気でも、ゼッタイ今のうちに登録しておいてください!
私の実体験は以下。
ぜんそく発作が起きて苦しい!でも救急車を呼ぶほど?
ある時、風邪をこじらせて酷い咳が続き、ゼーゼーという喘鳴音も始まって、話をするのもしんどくなりました。
そこで近所の医院に行ったところ、すぐに薬を吸入!ということになって、事なきを得ました。
が、その日の午後、また発作が起きたのです。でも、土曜日だったため、もう普通の病院の診療は終わっている…。
これは救急車を呼ぶべきか?でも、そんなに重症じゃないのかも知れないし、そんなに簡単に救急車を呼んだらダメだよね?と、めちゃめちゃ苦しい思いをしているのに、いろいろなことが頭を駆け巡りました。
そして救急病院に電話をしてみたのですが、ナント、「忙しいからあとでかけなおして」と言われてしまったのです。
「えーーー!救急だから電話したのに」
と、途方にくれてしまったのですが、ふと、「地下鉄の駅で救急相談ができる番号の告知を見た気がする」ということを思い出して、ネットでググって#7119のことを発見。
すぐに電話したところ、「あさイチ」で紹介していたのと全く同じく、私がゼーゼー言ってしっかり話せない様子に気付いたオペレーターの方が、「救急車を呼ぶべきですね」とすぐにおっしゃっていただき、救急車の手配をしてくださいました。
まもなく、救急車が到着。
酸素吸入器をすぐに取り付けらえて、血中酸素を計測したところ、80%をきっているとかなんとか、救急隊員さん同士で何やら言っているのが聞こえました。
後で調べたら、その数値、かなりやばいもので、そのまま我慢していたら死んでいたレベル…。
で、さっき私が電話した救急病院に連絡を入れてくれたのですが、やはり患者が多過ぎて対応が難しい的なことを言っている様子。隊員の方が「数値が〇〇(はっきり記憶なし)まで下がっているので受け入れて欲しいんですけど」とねばっておっしゃってくださり、病院もやっと受け入れしてくれることになりました。
その後、病院では丁寧に対応をしてくださり、血中酸素が95%に回復したところで帰って様子を見るように言われ、タクシーで帰宅したのでした。
日頃、そこまで酷い喘息症状なんて出たことがなかったし、特段の持病も無かったので、まさか自分が救急車のお世話になるなんて考えてもいませんでした。
ひとり暮らしをしていると、連れて行ってくれる人もいないし、誰か助けを呼んでいる前に手遅れになってしまう可能性もあります。
これを読んだら、おひとりさま、ヒトリデ族のみなさん、シニアのみなさんはもちろん、ご家族で暮らしているみなさんも、すぐに自分の住んでいる地域のサービスを調べて、電話帳に登録しておいてくださいね。
東京在住の方は#7119を今すぐ登録!!
救急相談の窓口の方、消防の救急隊員の方々、病院の先生、看護師のみなさんにはとても親切で丁寧な対応をしていただき、今でも本当に感謝しています。